漢方薬相談ブログ

実は病院の薬をまじめに飲み続けても治らないのは当たり前!の話

実は病院の薬をまじめに飲み続けても治らないのは当たり前!の話

  1. 病院の薬は対症療法の薬
  2. 病院は個人差に合わせない治療
  3. 治療というのは原因と結果を合わせるべきもの
  4. その場その場の症状を抑える利点もある
  5. まとめ

病院に長年、通っていてもなかなか治らない人っていると思います。

例えば、アトピー性皮膚炎なんかがそうですね。

『ステロイドを塗り続けていても、一向に根本治療に繋がらず、いつの間にか、毎日、ダラダラ塗る行為を続けているだけ』っていう人は結構いるのではないかと思います。

アトピーに限らず関節の痛みなんかも病院に通っていても、全然治療が進んでいない人が多いと思います。

そして、漢方薬

漢方薬に関しては、大概の人が効いたか、効いていないか、よくわからなかった人が多いのではないでしょうか。

病院の薬と漢方薬、病気を治すはずのものですが、現実には、全然治らなかったりすることが多いですよね。

ところが、中には治っている人もいます。

果たして病院の薬や漢方薬は、実際に病気を治してくれているのでしょうか。

今回は、一般的には『病院の薬も漢方薬も間違った理解や使い方をされているので、治らない』ということを説明したいと思います。

どちらも正しく使えば、効果を発揮しますので、効果を発揮させる使い方とはどんなものなのかも合わせて解説したいと思います。

病院の薬は対症療法の薬

「病気になったら病院で治してもらう」というのが常識ですが、これは厳密には違うのですね。

病院で治療に使われる薬は『対症療法』というものです。

あなたが「治してもらう」という考えをどんな価値観で持っているのかにもよりますが、普通は、ある程度の期間、薬を飲んだら、その後は薬をやめても体は治っていると考えますよね?

でも対症療法というのは、その時の症状を一定時間、抑えるだけで薬の効果の時間が切れたら、元通りになります。

でも、「それを続けていれば、いつか治る」と考えている人もいるかもしれません。

はい、これも無理です。

10年続けても、その時の症状を一定時間抑えるだけで、『どれだけ続けても、元の悪い状態のまま』です。

例えばアトピーに対してステロイド剤を使うと、3時間とか、かゆみや湿疹を抑えてくれます。

そして、3時間経つと、3時間前のアトピーの状態に元通りになります。

後は、これを繰り返すだけです。

湿疹やかゆみが次々に発生する何からの原因というのがありますが、その原因に対してはステロイドは全く治療はしません。

原因から毎日、発生してくる湿疹やかゆみをその都度、その都度、何時間かだけ対応するので、いつまで続けようが治ることはありません。

病院は個人差に合わせない治療

病院の治療は個人差や体質の差に合わせません。

一律、同じ薬を渡します。

例えば、血圧が高い人にも色々なタイプの人がいますが、そんな人達をざっくりとまとめて高血圧症と呼んで、同じ降圧剤を渡します。

人によっては、薬が効きすぎて、高血圧どころか、低血圧になって、めまいを起こしたりしますが、それも患者さんが訴えるまでは、ほったらかしだし、「効きすぎならやめる?」と言われて、やめたらやめたで、また血圧が上がってきて、だったら半錠にしたところで、高い時も低い時もあって、結局、不安定。

一人一人の体の状態は、みんな違うのだけど、薬は一律同じものなので、『オンかオフみたいな治療しかできない』のですよね。

甲状腺の薬なども血圧と同じ感じです。

代謝を抑える薬で抑えるのはいいけど、本当は『人によって、どれくらい抑えれば良いのか違うはず』なんだけど、ざっくり同じ薬で抑えます。

例えば、代謝が普通がゼロ状態だとして+3代謝が高いバセドウ病の人がいたとしたら、薬は−10の代謝を抑える効果を持っている感じですね。

確かに言葉だけなら「異常な代謝を抑える」という良い効果っぽいですが、+3の異常なら、欲しい薬は−3ですよね。

−10だと−7まで効果があるので、今度は代謝が下がりすぎてしんどくなります。

さっきの血圧と一緒ですね。

ざっくりと抑えようとするからこうなります。

個人に合わせないので酷いのはホルモン剤ですね。

月経痛などにピルを使ったりしますが、これも同じで、ホルモン量というのは、個人差が激しくあります

だから、ピルは、ドカン!と人工ホルモンを体内に入れて、自前の正常なホルモン活動をできなくするのですね。

本来なら、現在の化学では不可能な天文学的な緻密な計算のホルモン量を毎秒とかで調整しないといけないと思いますが、そんなことは現実にできないので、みんなに一律、同じホルモン量をぶちこんで、正常な月経リズムを止めてしまいます。

当たり前ですが、自分の月経リズムを止めてしまえば、月経痛はなくなりますよね。

月経がなくなっているのだから。

それって治療?

治療というのは原因と結果を合わせるべきもの

こんなの当たり前の話ですが、本来は、原因と治療を合わせるべきなのです。

ところが、病院で原因と治療が合っていることなんて、ほぼありません。

せいぜいが、原因がウィルスや菌だと確実にわかっている時でしょうか。

ウィルスと言ったって、それも一部で、風邪では原因の治療を行なっていません。

さっきのアトピーの例と同じで、ウィルス自体をやっつける薬がないのですね。

ウィルスが原因で、次々に発生してくる、咳や鼻水をその都度、その都度、一定時間だけ抑える咳止めや鼻水を止める薬があるだけです。

ただ、間接的には、症状を止めてもらうことによって体力を保持できて、『自分で治しやすくなっている』と言えるかもしれませんが、それって、自分で治したってことですけどね。

また、病院の化学薬品は、物質としては、肝臓毒で、ノーリスクではないので、咳や鼻水を止めてくれているのと肝臓毒でプラマイゼロかもしれないですね。

ちなみにインフルエンザは、初期であれば直接、治してくれる薬はあります。

「治療」に対する価値観の違いで、「その場、その場だけでも誤魔化してくれたらそれでいい!」という人もいるかもしれないですが、僕はそれは「治療」ではなく、「その場しのぎ」「誤魔化し」ではないかと思っています。

その場その場の症状を抑える利点もある

とはいえ、病院の薬が、その場、その場の症状を抑えて凌ぐ利点はあります。

例えば、腰が痛すぎて寝る前に痛みが強すぎて眠れない場合は、夜は鎮痛剤を飲んだ方が賢明です。

これで、うまく眠れるようになるからです。

かゆみや湿疹でも同じですね。

寝る前にかゆみを抑えて、熟睡できるようにするのは、とても有効的ですよね。

2、3時間限定かもしれないけど、その時だけ症状を抑えてくれるというのは、使いようによって役立つわけです。

間違っているのは、だからと言って、それを真面目に毎日続けたところで、病気は根本的には治りません。

病院の薬は良いとか悪いではなく、実は使い方が間違っているのです。

医者のダメなところは、その場の症状を誤魔化す対症療法しかできないのに、なんとなく通わせていることです。

対症療法の薬のメカニズムをしっかりと説明して、『真面目に通って飲んでいたって一生治らないよ』ということをちゃんと説明しないといけません。

それに輪をかけて悪いのが、病院の漢方薬や何かのテレビで聞き齧ったような養生方法。

これも最悪なんですよね。

まとめ

漢方薬は、根本治療になりますが、それにはとても重要な条件が1つ必要になります。

それは『体質を分析して体質に合わせて漢方薬を選ぶこと』

漢方薬にしても医者は、盛大に勘違いしている人が多く、『病院の薬みたいに症状を抑えるものだと思っている』か、もっと酷いと『何がどう効くのか全然、知らんけど、西洋医学の薬は嫌がられるから漢方薬を出して誤魔化そ!』と本当にテキトーに出している先生がいます。

漢方の体質の分析の方法なんて1mmも知らないので、マニュアルを見て症状を当てはめたり、酷いと患者さんに「思い当たるのを自分で選んで」という調子。

そして、養生方法。

「生活の中でこうした方が良いよ」みたいなことをドヤって教えてくれる先生がいますが、はっきり言って「それ、何のテレビ番組のパクリですか?」という情報。

聞いても聞かなくてもどうでもいい情報だったりします。

養生も漢方薬と同じで、人それぞれ、体質によって取り組む方法が変わってくるのですが、何せ西洋医学は、個人差を考えない医学なので、適切な養生方法を人にアドバイスするなんて所詮、無理なんですよね。

こと根本治療に関しては、病院はびっくりするほど無力です。

今度、じっくりと調べてみてください。

西洋医学の医学書の病気の原因を調べたら、ほとんどが原因不明となっています。

薬=悪とかではなく、せいぜい、病気や症状が発生した初期に、短期間だけ飲めば、治ることがあるけれど、慢性病に関しては、病院の薬を続ける意味がないので、通う意味もありません。

絶対に根本治療ができないことがわかっていて、やむをえず抑え続けないといけない高血圧とかでなければ、無意味。

もし、根本的に治したいのであれば、初期の1、2週間だけ通ってみて、その後は病院に通うにはやめて、うちみたいな体質から分析して治療するような他の治療を探した方がいいです。すみません、ちょっと宣伝しました。

残念ながら、大半の人にとって病院の治療を続ける意味はありません。

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ブログの著者 国際中医師 松村直哉

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