漢方薬相談ブログ

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国際中医師について

国際中医師とは、主に3種類ある漢方治療のうちの『中医学』という方法の考え方に沿った漢方の専門家を中国政府が認定しているものです。

「中医学」は、皆さんのイメージにあるような2千年前からの漢方ではなく、60年前に、それまでの漢方を基に西洋医学との融合を目指して、再度つくり直されたものです。

僕は、主に『古方』『日本漢方』を漢方治療として、やっておりますが、西洋医学の発達した現代では近代漢方の中医学が参考になり、それに古方、日本漢方の考え方を融合し、漢方の考え方全てを取り入れていくのが、漢方の達人になることに必要だと考え、中医学も学びました。

僕は漢方は1つの考え方や方法など、こだわりを持たずに、いろいろな考え方を取り入れることによって、より治癒率が高くなると考えています。

これからもいろいろな考え方を取り入れ、漢方の治療の方法をすべてマスターし、1つでも多くの病をなくしていきたいと考えています。

  • 2007年11月03日 国際中医師 A級 合格。
  • 合格証番号:001033

国際中医師について

国際中医標準試験は、中国政府(衛生部、国家中医薬管理局)が国際的に中医学の専門家を認定する制度です。

1991年、中国政府及び世界保健機構(WHO)の援助を受けてセンターを設立し、中国政府による能力認定を開始。

韓国、日本、シンガポール、ニュージーランド、マレーシア、アメリカ、カナダ、ドイツ、イギリス、イスラエル、ブラジル、アルゼンチン、ベルギー、フランス、スイス、スペインなど20数カ国及び台湾、香港、マカオの中医学従事者が受験しました。

この試験は中国政府が国際的に中医学に従事する人を認定する国際中医師試験として発展し、日本においても1996年以降、毎年国際中医師試験が実施されるようになりました。

ただし、日本では国際中医師は、日本の医師とは意味合いが全く異なり、日本でのいわゆる医師とは違います。

中国には中医師という資格があります。 これは、中国のお医者さんの資格の一つで、漢方を専門とするお医者さんの意味です。

国際中医師は、中国の中医師に近い経験と知識を持っているという事を証明する一つの検定試験です。

現時点では、中国政府公認の漢方カウンセラー、漢方の専門家といった感じで捉えていただくとよいかと思います。

もちろん、資格というものは、あってもなくても重要なのは、治すという結果を出すことです。

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