漢方薬相談ブログ

漢方薬相談ブログ

漢方Q&A

漢方薬を1ヶ月服用しましたが、症状が改善しません。続けた方がよいでしょうか?(品質の問題)

漢方薬を飲んでいても、症状が改善しない場合、最も大きな問題は、『体質と漢方薬が合っていない』ことですが、その他にも『どれくらい飲み続ければ良いのか?』『 品質が悪くて効果が弱いのか?』『 ちゃんと飲み続けているか?』『生活養生を整えているか?』など、全部で5つの問題があります。

今回は、漢方薬と体質の問題についてお答えしたいと思います。

漢方薬で症状が改善しない最大の問題は、体質と漢方薬が合ってないことですが、漢方薬に含まれる生薬の品質が悪いために効果が弱く、症状が改善しないこともあります。

漢方薬は、何種類かの生薬で構成されていますが、生薬は天然のものなので、それこそ、品質はピンからキリです。

中には効果となる有効成的なものが、ほとんど含まれないようなクズ生薬で作られている漢方薬もあります。

生薬は、病院の薬のような化学合成品ではなく、天然のものなので、当然、良い生薬は値段が高くなり、質の悪い生薬、つまり効果の薄い生薬は値段が、安くなります。

高級食材と同じようなものですね。

ですので、単純に値段の安い漢方薬は、質も悪く、効果も薄く効き辛くなるということが成り立ちます。

これは、漢方業界の裏話的な噂レベルのものですが、ツムラの漢方薬は、3倍量は飲まないとまともに効かないと言われています。

これは、噂にとどまらないような情勢も考えられます。

その理由は、保険適用の漢方薬は、薬価という定価が決まっています。

しかもその定価は年々、引き下げられています。

なのに、生薬は近年、希少価値が高くなり、年々、高騰しています。

これは、何を示すかというと、定価は決まっているのに、仕入れは高くなっているということで、本来なら、仕入れが高くなれば、定価を値上げすればいいのですが、薬価は特別な定価なので、企業が勝手に値上げできないのです。

となると、仕入れを安くするしかないので、つまりは、原料である生薬を安物で仕入れれば、経営は成り立ちます。

ドラッグやネット通販などの安い漢方薬も同じ理屈が成り立ちます。

漢方薬の値段が安いということは、原料の生薬の質が悪くならざるえないので、イコール効果も弱いと考えられます。

症状が改善しない場合、「体質と漢方薬の問題」「ちゃんと飲み続けているか?」
「生活養生を整えているか?」などの問題もありますが、品質もちゃんと考えないtと名ばかりの漢方薬を飲んでいても症状は改善しないと思います。

●ご相談ご希望の方は、こちらの「漢方無料相談」から送信してください。

●お問い合わせなどは、こちらから送信してください。