うつ病と不眠の方の漢方治療体験例
病名・病気・症状
病院で診断された病名です。
- うつ。
- パニック障害。
- 背中やお腹のこわばり。
- 不眠。
体全体の状態
全身の状態から特にチェックすべき症状です。
- 仕事や家のことで不安感が強い。
- 悩むことがやめられず眠れない。
- 背中がこわばって痛い。
- 体だるく疲れやすい。
- 寝つきが悪い。
- 胃が締め付けられるように痛む。
- 口、喉が乾く。
- 熱はないのに熱があるように感じる。
- のぼせる。
- 足が冷える。
- 暑くなくても首回りが汗をかいている。
年齢・性別・お住まい
35歳、男性、大阪府大阪市
病気の期間
2ヶ月前から。
当店での治療結果
最初は、眠れるようにしようと熱を鎮めて、気を落ち着かせる漢方薬にしたが、最初の1ヶ月後は、胃痛がなくなり、変な熱感はとれたが、寝つけない、睡眠が浅い状態は変わらなかった。
その後は、気を熱を鎮めるのではなく、気を発散させるものに変更すると、眠れるようにもなり、3ヶ月後には、ジョギングできるようにもなった。
4ヶ月後には、背中のこわばりや熱感はなくなり、いろいろ考えて悩む感覚がなくなった。
当店で相談する前の病院の治療と問題点
入院して、抗うつ薬や睡眠薬を使用していましたが、どちらの薬も脳を薬の成分で、無理やり鎮静させているだけなので、薬の効果の時間が切れれば、また、元通りの精神状態に戻ります。
当店で判断した証(体質)と治療方針
最初は、肝臓の気の滞りと熱の滞りの状態である【肝気鬱滞の証】と【肝熱の証】、それに胃が熱を持ちすぎている【胃熱による脾虚の証】と判断しました。
肝気鬱滞は肝臓の熱を取りさる効果と胃の熱を取りさる効果、それに気を鎮静化して、睡眠を誘う漢方薬を選びました。
その後、熱関係の症状は、良くなったので、気が詰まる【気滞の証】と消化器が弱っている【脾虚の証】と判断しました。
漢方薬は前回とは変わり、とどまっている気を発散させて、胃腸のエネルギーを補って元気にしていく漢方薬に変更しました。
治療経過
※当店は毎回、全身の状態の変化をお聞きしますが、ある程度の期間、治療された方は最初の1ヶ月目までは詳しく書いていますが、それ以降は、ポイントだけに絞って書いています。
【1ヶ月後】
のぼせ感や顔がすぐに赤くなる感じ、熱があるような感じの熱感は、なくなった。
背中やお腹のこわばりはなくなった。
ただし、寝つきが悪く、睡眠が浅い感じが変わらないので、病院の睡眠薬を使用している。
ここで、熱を鎮める必要はなくなったので、気を発散させて、胃腸を強くする漢方薬に変更した。
【2ヶ月後】
食欲も増して、やる気や気力が出てきた。
ジョギングなどの運動に取り組めるようになった。
ただし、睡眠は、眠れたり、薬を飲まないと眠れなかったりだった。
漢方薬はこのままで続けたもらった。
【3ヶ月後】
グルグルといろいろなことを考えて悩むことがなくなった。
睡眠も薬なしで眠れるようになる日が増えてきた。
運動を続けるのに抵抗がなく、よく食べられている。
治療経過まとめ
漢方では、心と体を分けて、考えません。
体の状態は、心に伝わり、心の状態は体に伝わります。
不安なことや嫌なことが続けば、大なり小なり、誰でも胃が重くなったり、食欲旺盛に食べる気はなくなります。
ところが、病院のうつ病などの治療は、現状は、脳神経を無理やり鎮静化する薬を使うだけで、これでは、薬を飲んでいる間は、脳が眠っているような状態なので、ストレスに対してうも鈍くなり、なんとなく良くなっているように思いますが、実は、根本的な問題に蓋をして、本当の治療を先送りにしているだけです。
漢方では、熱感が強かったりすると、まさに頭に血が上っている状態で、冷静に考えられなくなると考えたり、胃腸機能が弱っているとエネルギー自体を生み出せなくなるので、やる気が出せずに疲れやすくなったりすると考えます。
正常で冷静な精神活動を支えるのは、体の機能だったりしますので、漢方では体全体を整えることによって、精神状態も強くし、うつや不安状態に打ち勝てるようにします。
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