漢方薬相談ブログ

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病院の検査で、あなたの病気が見破れない理由

うちに通ってくれているおばあちゃんが、先日、テレビ番組でやっていた漢方の話をしてくれました。

その番組で、「病院の検査で異常はないけれど、それでも体調が悪い人は漢方が向いていますと説明されとったよ」と教えてくれました。

僕も昔は、同じような感覚を持っていましたが、本格的に漢方相談を始め、十数年、経って『それは微妙に間違っている』ということに気づきました。

番組で説明されていた漢方のニュアンスって、「検査でもわからなかったような些細な症状などは漢方薬が向いている」みたいな感じがありますが、そもそも、『病院の検査自体が、大して、体の不調を見破ることができない』のです。

なので、検査で何も異常が見つけられなくても、体は余裕で不調で病気だったりします。

ということなので、むしろ、逆に漢方薬は『検査でも見つけられない病気や不調』も治せるということになります。

病気の原因

そもそも、病院の検査は何のためにするのでしょうか?

それは、病気の原因を調べるためです。

ですが、ご存知だったでしょうか?

西洋医学のいろいろな病気の原因を調べると『原因は不明』となっています。

もちろん、検査で原因が判明することもありますが、大体の病気は、検査によって、原因がわかったフリをしているだけで、実は大して何もわかっていないのです。

病院の検査でわかることはたかがしれている

血液検査では、それほど深いことはわかりません。

肝臓の細胞が死んでいるかどうか?

体のどこかに炎症反応が起こっているかどうか?

血中の糖やコレステロール値が高いかどうか?

腎臓の機能が悪くなっていないかどうか?

胃に潰瘍ができていないかどうか?

血が少ないかどうか?

などなどですが、どれも、その臓器の細胞の死体の数や細胞そのものの数をみたりしますが、異常値だったとしても、「なぜ、そんな異常事態になっているのか」どうかは、実はよくわからないのです。

要するに『何かが原因で各臓器の細胞が死んでる』ということがわかるだけ。

また検査でわかる異常は、よほどの極端な数値でない限り、普段の生活の些細な不調でも悪くなります。

尿検査の潜血なんかは、『月経』という理由だけでも異常になる可能性があります。

精密検査いう名のたらい回し

最初の検査だけでは、わからないので、精密検査をしますね。

そうすると、だんだんと病気の原因を突き止められるようなイメージや期待が持てますが、現実は、ぐるぐる、いろいろな検査をしているだけで、一向に原因をつきとめられません。

挙句の果てが言い訳のような『ストレスですね』『老化ですね』という説明。

もしくは、とってつけたような、本当に考えたのか?と思うような診断。

そもそも、病気のことを詳しく書いてある医学書を読めばわかりますが、ほとんどの病気の原因自体が『不明』と書いてあるのです。

なので、いくら検査したって、原因が突き止められるわけがないのです。

検査で病気の原因を突きとめたければ、西洋医学は検査の前にまず、各病気の原因完璧に明らかにする必要があると思います。

検査で実際にわかること

昔、突然、倒れたことがあります。

高熱が出て、何も口にできず、身体中が激痛に苛まれました。

命すら危ういような状態になりました。

そして、血液検査やその他の検査をすると検査項目はどれも考えられない異常値でした。

そして、原因は不明!

検査をしようがしまいが原因は不明!

結局、病院では手も足も出ず、自分の漢方薬で治しました。

もう一つの例は、全身の皮膚がこげ茶になり、木の皮のようになっているアトピーの方。

検査では若干、炎症反応と白血球数が高いくらいであとは、正常値。

炎症反応と白血球が高いのはアトピーとは炎症反応が起こっている状態なので、当たり前ですね。

検査で分かる前から『知ってた』という話。

地獄のような全身のかゆみと見た目も大変な状態ですが、検査は、ほぼ問題ありません。

『検査数値がとんでもない異常値でも病気の原因自体は不明』

『検査数値にほとんど異常がないけれど、ひどい湿疹など、体はひどい状態』

どっちも結局、病気の原因はわからないわけです。

では、なぜ、原因を突き止めるはずの検査で原因がわからないのでしょうか?

病気は検査でわかるような単純なものではない

なぜ、検査で原因を突き止められないか?

答えは簡単です!

そもそも病気は、かならずしも臓器がダメージを受けて、臓器の細胞が死んたり、細胞数が減ったり増えたりだけが原因ではないからです。

実際は、臓器と臓器の連携が悪かったり、血や水の巡りのバランスが悪かったり、自律神経と臓器のバランスが悪かったりと、臓器の細胞が死ぬかどうかとは関係なく、調子が悪くなって、その不調が全身、あちこちで起こって、病気になっているのです。

いわば、スポーツでいうと検査は怪我をしているかどうかをみるような感じ。

でも、不調って怪我をしていなくても、全身のいろいろな細かな不調でもパフォーマンスが落ちますよね。

体の個々が潰れているかどうかではなく、個々の能力が不調なのです。

ですので、本来は血液検査にプラスして、体調の良い時と比べた、各臓器や組織細胞の能力、パフォーマンスを計るような検査が必要なのです。

代表的なわかりやすい病気(糖尿病とか腎盂炎、膀胱炎、末期ガンなど)以外のみんなが悩んでいる病気は、全身の細々とした連携不足や能力不足、それらが合計されたアンバランスで起こっています。

漢方がなぜ、例えば、頭痛という1つの症状でも全身を調べるのか?

それは、頭痛は頭だけで起こっているわけではなく、人によって消化器が原因の場合もあるし、足の冷えが原因の場合もあるし、月経と自律神経が原因の場合もあります。

頭痛なんて、かなりきつい頭痛でも、まず検査で異常がでません。

なぜなら、どこかの臓器の細胞が死んで頭痛が起こっているわけではないからです。

どの原因かは人それぞれなので、漢方の検査(体質判断)では、全身の状態を検査して、全体のバランスをみていくのです。

病院の検査でもわかる病気はありますが、実は、あなたが思っているよりも、少しの病気しか調べることができません。

病院の検査でわからない病気や症状に漢方薬が向いているのではなく、そもそも病院の検査が、『思っているほど病気や症状の原因を突き止められるものではない』ということです。

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ブログの著者 国際中医師 松村直哉

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