漢方薬相談ブログ

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サプリメントって実は宣伝してるほど効果がない理由

  1. 漢方家だけどサプリメントに詳しいです
  2. サプリメントのデータって信用できるの?
  3. ビタミン、ミネラルは摂ればよいというものではない。
  4. 本当にその成分不足で起こっているの?

世の中には、体に良いと宣伝されているサプリメントが無数にありますよね。

あれだけあると、むしろ、どれも怪しいものに見えてきます。

サプリメントって実際に効くのでしょうか?

僕は漢方薬を勉強する前は、実はサプリメント大好き人間でした。

20代の頃は、1日に4種類くらいのサプリメントをせっせと飲んでいました。

当時は、西洋医学も東洋医学もわかっていなかったので、サプリメントのデータという名の宣伝が、そのまま「そうなんだ」と無邪気に信じて飲んでいました。

なんだったら、調子こいて友達に勧めたり、当時の彼女(今の妻)のアトピーや母親のリウマチに効くと大きな勘違いをして勧めていたりしました。

今では、語りたくもない黒歴史です。

そして、今、うちの店には、サプリメントは一切、置いていません。

なぜなら、漢方治療の邪魔になると思っているので、サプリメントを使いません。

そう、サプリの効果のあるなし以前に、治療の邪魔になるのです。

ちなみに効果はあると思います。

しかし、その効果が、あなたにとって良いのかどうかは別の問題です。

なぜなら、効果というのは体に対する変化であって、あなたの体にとって良い効果とは限らないからです。

今回は、健康になりたくてサプリメントを飲んでいるけれど、結局、「自分の体が良くなっているのかどうかわからない」という人は是非、見てもらえたらと思います。

サプリメントが、お金を出すにふさわしいものかどうか、サプリを制作、販売したこともある僕が深掘りしていきたいと思います。

漢方家だけどサプリメントに詳しいです

昔は、たくさんの種類のサプリメントを飲んでいました。

また、仕事では、中国で見つけたサプリ原料をもとに、品質検査をして、それっぽいデータを集めて、販売資料を作り、化粧箱のデザインをし、通販会社に売り込んだ経験もあります。

要するにサプリメントができるまでの一通りを知っています。

ついでに言えば、表には出ない裏情報も知っています。

冒頭でお話ししたように、かつては、サプリメントでアトピーなどの病気もよくなると思っていましたが、それも見事に裏切られました。

裏切られたというか、『自分の医療知識が、あまりに浅はかだっただけ』とも言えますが…

何が言いたいかというと、今からサプリメントって飲むだけ無駄だという理由を話していきますが、漢方家だから批判するのではなく、かつてはサプリの大ファンで、一からサプリを作ったこともある人間が話すという前提を理解いただけたらと思います。

サプリメントのデータって信用できるの?

サプリメントが効くかどうかの証拠って、どこかの大学の実験データであることが多いです。

サプリメントにあるデータは、病院の薬の様式を真似て出されています。

しかし、ここで1つ、よく考えてみないといけないのは、病院の薬は、症状を治すのではなく、一定時間、抑えているだけの働きだということ。

症状を一定時間だけ無理やり抑え、一定時間が過ぎれば、症状は再発します。

サプリメントのデータなんて比べ物にならないくらいの莫大なお金と時間をかけて作った薬のデータでも、その効果は、「症状を一定時間、抑えるだけ」のデータなのです。

少なくとも、サプリメントのデータはそれ以下です。

そう考えると、症状を何時間、抑え、副作用が何なのかがはっきりしている薬の方が、まだマシだと思います。

ビタミン、ミネラルは摂ればよいというものではない。

サプリメントのデータを詳しくみていくと、結局は、「こんなビタミンが含まれていて、あんなミネラルも含まれていて」という説明に行き着くことが多いです。

そして、このビタミンやミネラルというのが、罠だったりするのです。

ビタミンやミネラルというのは、一定の効果ではありません。

例えば、カルシウムは、骨の原料になりますが、血液中に多くあると動脈硬化を促進しますし、ほうれん草などに含まれるシュウ酸と結びついて、尿管結石などの元になります。

カルシウムを摂りすぎると、鉄分、亜鉛、マグネシウムなどの他の必須ミネラルの吸収を妨げたりします。

また、妨げるだけでなく、ビタミンが働く時は、単体で働くようになっていません。

他のビタミンやミネラルと合わさって効果を発揮します。

例えば、ビタミンDが免疫を活性化させる状態になるには、マグネシウムが必要となります。

ここでサプリメントの1つの問題にあたります。

サプリメントのウリは、ビタミンやミネラルなどの成分を豊富に摂れること。

例えば、ビタミンDだけを多く摂ると、それに比例するようにマグネシウムが減ってしまいます。

ちなみにマグネシウムが不足すると「足がつる」、「まぶたのピクつき」、「不安感」、「不整脈」などの症状が発生したりします。

では、「マグネシウムや、他にも色々入っている総合ビタミンやミネラルを摂れば良い」という風になるかもしれないですが、それもダメ。

なぜなら、ここではカルシウムやビタミンDの組み合わせのお話しをしましたが、他のビタミンやミネラル、酵素なども、無数に組み合わさって体内のシステムをコントロールしているからです。

カルシウムやビタミンDの話は、ほんの一例。

一兆パターンか、それ以上にあるのか?まだまだわかっていませんが、今のところは、そのごくごく一部しかわかっていません。

ですので、どの成分をどれくらい摂れば正解なのか?

その答えは、今の世界では解明できていません。

なぜなら、一人一人、全く異なるバランスで成り立っているからです。

ビタミンやミネラルがどれくらい必要かを検査したりするものもありますが、あんなのはスーパーコンピューターを使ったって、答えが出ません。

だって、ビタミン、ミネラル、酵素などの量や比率のベストな平均などは解明されていませんし、そもそも基準値があったとしても、それが自分の体にあてはまるかもわからないからです。

ああいうのは、「それっぽい」というだけでしかありません。

結局は、『人それぞれのバランス』ということになるのですね。

これは有効成分が多く摂れるサプリの利点が欠点になるということなのです。

そもそも、絶妙なバランスで成り立っていて、自分のベストなバランスもわかっていない。

つまり、どれとどれをどれくらい合わせれば良いのかわからないのに、「とにかく、たくさん摂れば良い」というのでは、本当に役立っているのかわからないのです。

本当にその成分不足で起こっているの?

サプリメントの説明では、「更年期障害は〇〇成分が足りていないから」とか、「関節痛の原因は〇〇成分不足」みたいに言ってますが、そもそも本当にその成分の不足だけで起こっているのかどうかもわかりません。

どうやって自分の不足分を調べればよいのでしょうか?

「今日食べた鮭にどれだけビタミンDが入っていたか」

「自分の肝臓がどれだけ活性化されたか」

なんてどうやってわかるのでしょうか?

データで調べたみたいに説明されますが、その人の元の数値がいくつで、関節痛がどれくらいの数値になったから発症し、どれくらいの数値を加えたから治ったのか?

今の科学では調べようがないのです。

よくある「めまいの原因は〇〇で」「月経痛の原因は〇〇で」という話は、人間が機械でできていたら通る話ですが、要するに同じ症状でも人それぞれ、原因が違うのです。

例えば「味覚障害の原因は亜鉛不足」とありますが、確かに中には亜鉛不足が味覚障害の原因の人もいるでしょう。

でも、全然、亜鉛と関係ない人も一杯います。

亜鉛が原因でない人は、自分の味覚障害は、亜鉛と全く関係ないのにサプリで無駄にビタミン、ミネラルのバランスを崩して、かえって体が悪くなっているかもしれません。

コロナの時期に味覚障害を漢方薬で治しましたが、別に亜鉛が多く含まれている漢方薬を使用したわけではありません。

東洋医学の体質分析に則って、原因を特定して合わせただけです。

なんだったら、人によって使う漢方薬も違っていました。

成分を数学的に考えるから、ややこしくなるのです。

確かに体内では、毎分、毎秒、何かの成分は不足していたり、多かったりはあるでしょう。

でも、それは、計測のしようがないし、それが自分の病気や症状とどう関わっているのかもはっきりとはわかりません。

いろいろな病気や症状が、人間全員が共通して、ビタミン、ミネラル、酵素の不足で成り立っていると考える方がおかしいのです。

サプリメントも遠い将来、コンピューターが考えられないくらい賢くなれば、何兆、何百兆のビタミン、ミネラル、酵素の動きを捉えることができるかもしれませんが、少なくとも今の科学では、まったく計算できません。

であれば、どうすれば良いのか、答えは簡単です。

砂糖と油をなるべく控え、塩分もやや控え、肉、野菜、穀類をバランスよくとれば良いのです。

昔ながらの健康レシピの食事を摂る。

サプリメントが出てきた歴史なんて、人類の歴史で言えば、ほんの数%。

それまで、ただ、ただ食事を食べて体を調整してきたのです。

西洋医学的なデータの説明などで、なんとなく「そうなんだ」と思わせていますが、深掘りして考えてみると、自分の症状に何の成分が、どう役立っているのか、全然、わかっていないのです。

「サプリメントは体に優しそうで効きそう」という幻想なのです。

当店では、人それぞれの体質を分析して、その人独自の原因に合わせて漢方薬をお選びします。

ご希望の方は、概要欄にネット相談や店頭相談の予約カレンダーを貼ってありますので、ご相談ください。

あなたの現在の体質や原因を判断して、治療方針をご提案いたします。

相談は無料です。

●更年期障害やホットフラッシュなどで、お悩みの方は、こちらの「漢方無料相談」から送信してください。

●お問い合わせは、こちらから送信してください。

●店頭相談のご予約は、こちらから、ご予約ください。(店頭も初回の相談は無料です)

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ブログの著者 国際中医師 松村直哉

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