漢方薬相談ブログ

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妊娠しやすい性格、妊娠しにくい性格(漢方的考察)

たくさんの不妊症の方の漢方相談から『妊娠しやすい性格』というものを感じるようになりました。

『自然妊娠しやすい性格』『妊娠しにくい性格』って実際にあるのでしょうか?

僕は心理学が好きなので、不妊症や妊娠と心理の問題との関連性を考えたことがありますが、昔は『そんなのあるわけないだろ!』と思ってました。

しかし不妊症の治療も、なんだかんだと8年位の相談の中で、たくさんの不妊症の患者さんと接するうちに、その時の受け答えや性格の感じで『この人は妊娠することができるだろうな・・・』というのがわかるようになってきました。

それが実際、高確率で当たっていたりするのです。

あくまで経験則からの感覚的なものですが…。

漢方は西洋医学と違いますので、科学的なメカニズムを重視しません。

漢方は教科書的な理論よりも経験から得られた実際の結果を次の治療に役立てる医学です。(科学的メカニズムを軽んじるという意味ではないです)

そういった考えの医学を長年やってきているので、常に得られた結果から考えて、『それって、どうなんだろう?』というような分析のクセがついています。

これは漢方に限らないですが、たくさんの経験の中には、かならず、共通項というものが存在します。

今回の不妊症で言えば、妊娠するための成功法則みたいな感じですね。

そこには自然妊娠しやすい性格妊娠しにくい性格というものが、おぼろげながら見えてくるのです。

まー、もったいつけないで妊娠しやすい人の性格を発表しますと、『あまり神経質に考えないで、明るくて、おおらかな人が妊娠しやすい』ように治療経験上は思えるのです。

そういった性格の方は、なぜか『1ヶ月』とか『1ヶ月半』とかでうちでスピード妊娠する人が圧倒的に多いです。

それは偶然では、片付けられないくらいの数です。

妊娠しやすい性格の存在は僕は認められない。

でもこの結果は僕にとっては、認められないことでした。

なぜなら、妊娠するためには、漢方薬の薬の力だけでなく、食事を整えたり、運動したりと、「トータルでいろいろなことを整える必要がある」と考えているからです。

漢方薬の目的は体質や体調を整えることです。

西洋医学はホルモン剤の強制的な効果で身体の働きを変えてしまうので、自分で意識して、生活養生をしなくても、身体の働きを変えてしまいますが、漢方治療はあなたの自然治癒力を利用し、調整し、身体が調整された結果、不快な症状や病気がなくなります。

西洋医学のように直接、症状を抑えたり、ホルモンを活性化させたりするわけではないのですね。

これは不妊治療に限らず漢方薬を使った治療の原則です。

だから、生活をより良いものにすれば、漢方薬で治るスピードは、より早くなるのです。

不妊症は病気ではありません。

『ホルモンが〜』『排卵が〜』って病院では言っていますが、体調が万全でないから正常なホルモン分泌や排卵がないのです。

体調を万全に近づけてあげれば、誰でも自然妊娠は、すぐ、そこなんです。

その中で漢方薬は体質を短期間で整えるのに役立ちます。

その他にも食事や運動も、あなたの健康に関わっているのです。

でも、そんな養生をする間もなくスピード妊娠する人の性格は、細かなことを気にしない人達なのです。

食事や運動などのことも、それほど細かに気にしていなくて、それでいて誰よりも早く妊娠するのですね。

なかなか妊娠しない人の性格

では、反対に『なかなか妊娠しない人の性格』ってあるでしょうか?

これもあると思います。

妊娠までに時間がかかってしまう人は共通して、『細かなことを気にしやすく、いろいろな情報に左右されやすい人』です。

なかなか妊娠が難しい人達に見事に共通しています。

妊娠しやすい人が大雑把というわけではないですが、なんか気にする細かさの種類が違うというか…

妊娠しやすい人は、自分が考えてもしょうがないことは、スッパリ切り捨てて、「考えなくてもいいや!」というような、サッパリした傾向があるように思います。

初回の相談で、僕が生活上のアドバイスをした時に『妊娠するために、いろいろやってかないとダメですよね? でも…なんとかなるかっ!!』みたいな。

対して、なかなか妊娠しない人は毎回、いろいろな情報に左右されているイメージがあります。

不妊治療の情報は、ネットや周りの人の情報など、集める気になれば、いくらでも集められます。

正しいか? 間違っているか?は別として。

西洋、東洋ともに医学の基礎知識がなければ、集めた情報の中には、かなりいい加減なものや嘘も混じっています。

精神は知らず、知らずのうちに、ネガティブな情報にダメージを受けているのです。

不妊症は人それぞれの原因があり『これっ!』という成功の方法が存在しないので、いろいろと調べると役立つことも多いのですが、その情報収集の過程で『妊娠しにくい精神状態に陥る』というのは、なんとも皮肉な話です。

自然妊娠するためにできること

『妊娠しやすい人の性格』というのは、ある種、生まれつきとも言えると思います。

要はマネできない。

でも、その本質を見極め、応用することはできます。

病院の治療や漢方薬、食事や運動などの養生など、何もかも気にしないで、やらないでいれば、自然に妊娠するわけではありません。

精神だけで妊娠したり、しなかったり、というわけじゃないですから。

要は取り組み方、意識の持ち方をどうするか?

情報に左右され神経質になってしまうのは、何が本当の情報なのかわからないからです。

だって、その答えは『赤ちゃんができないと分からない』のですから。

あなたが調べた情報は『全部、嘘』もしくは『あなたには合っていないこと』かもしれません。

性格そのものを変えることはできませんが、不妊に関して、やみくもに調べることをやめることはできます。

自分で不妊症のいろんなジャンルをなんやかんやと調べるのは良くないです。

なぜなら、本当の情報かどうかは、所詮、医学の専門的な基礎知識がなければ、正しいかどうかを判別できないのですから。

現代はネットなどで、ありとあらゆる情報を集めることはできますが、その情報が合っているかどうかを決めるのは、結局、自分自身です。

調べたことが多くなれば、なるほど、疑惑や混乱が増えて、ストレスになる情報も増えていきます。

それを解決するためには、『信用できる専門家』を決めて、その専門家に「調べること」をまかせてしまいましょう!

「その専門家が見つからない?」それを解決するには、あなたの疑問を『頼れる専門家と考えられる候補の人』にぶつけてみて、納得のいくまで話し合うのがよいです。

要は、うちみたいな不妊治療をやっている漢方薬局や不妊治療の病院で、医者に直球、ストレート!に質問するのです。

相手のの答えがズレてたり、自分の悩みを話し合えないのであれば、その専門家に頼るのをやめればいいだけです。

次の専門家を探してみましょう!

自分で調べても結局、医者、漢方家でない限り、その情報がウソでないかどうかさえ、わからないのですから。

信用できる情報だけになれば、いろいろと悩む必要がなくなります。

それと、赤ちゃんは医学的な理屈に基づいて作るものではありません。

理屈で考え始めると『あの薬がダメだったのか?』『あのサプリを飲めばが妊娠するのか?』とまた、堂々めぐりに、いろいろと考えてしまいます。

不妊症は病気ではないので、『赤ちゃんは理屈で作るものではなく、授かるもの』という意識を持てば、一喜一憂、右往左往の精神的ダメージが少なくなると思います。

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→「お問い合わせ」はこちら まで。

ブログの著者 国際中医師 松村直哉

ブログの著者 国際中医師 松村直哉

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