漢方薬相談ブログ

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根本治療を成功させる食べ物の知恵(スーパー編)

  1. 近所に新しくスーパーができると便利?
  2. 新しいスーパーの影響で腐りはじめた食べ物
  3. 健康な食生活のための食べ物の選び方

根本治療で重要なのは、『運動』『食事』『睡眠』『精神コントロール』『生活環境』の5つです。

日本人が特に重要なのは『運動』だったり、『精神コントロール』だったりするのですが、今回は『食事』についてです。

食事といっても月並みに「こんな食べ物が体にいいですよ」なんて話ではありません。

今回は、食べ物の成分よりも、その食べ物自体を手に入れるスーパーのからくりについての話です。

近所に新しくスーパーができると便利?

うちの嫁さんは昔、食品メーカーさんとスーパーの間に立って、PB商品を作る仕事をしていました。

ですので、スーパーや食品メーカー両方の裏側を良く知っています。

先日、うちの近くに新しいスーパーができました。

すぐ隣には昔からのスーパーがあるところにです。

うちの家の徒歩圏内には元々、3件のスーパーがあって、その間に、もう1件スーパーができた状態です。

資本主義の原則からいくと新たなスーパーができるとスーパー間の競争が起きて、値段が安くなり、消費者は特になると思うでしょ?

ところがそうじゃないんですよ。

新しいスーパーの影響で腐りはじめた食べ物

新しいスーパーは元々、すぐ隣にスーパーがあるのを知っているので、明らかに安い値段で攻撃を仕掛けている感じ。

で、このスーパーが、成城石井みたいに、それなりにスタイルがあればいいのですが、ベタベタのゲスい安売りスーパーなのです。

おもしろいのが、このスーパーができてから、うちの一番近所のスーパーの果物や野菜で腐るものがチラホラと見られるようになり、いろいろなものが不足するようになりました。

なぜでしょうか?

それは、この新たにできたスーパーの影響です。

スーパーが新たにできましたが、別に大きなマンションが建ったわけでもないので全体の客数は変わりません。

つまり、この地域の決まった客数の取り合いです。

で、スタイルのないスーパーがやることといったら、安売り合戦しかありません。

モノが安くなって得だと思うかもしれないですが、特売などは実は客寄せのために粗悪な商品で企画を組むことが多いです。

スーパーも商売的には普通の値段で毎日、買ってくれていたら特売などする必要がないのですが、地域での客数は変わらないので、特売などで釣って、客の取り合いをします。

粗悪な安い商品に釣られて客があっちのスーパー、こっちのスーパーと移動します。

そして、良いスーパーの基準というのは「仕入れがうまいと」か「仕入れルートが良い」などもありますが、何よりも毎日、一定のお客さんが見込めて、実際に買ってくれるか? にかかっています。

うちから一番近いスーパーで腐った果物や野菜、品不足が出だしたのは、その新しいスーパーができてから。

裏事情を良く知ってる嫁さん曰く、『客が分散して在庫が残るようになった』

しかし、なるべく売り切りたいので、商品をできるだけ長く置いておくが、それが腐る原因をつくってしまう。

更に追い打ちをかけるように客数が減ると仕入れも抑えないと在庫が増えて、更に腐るとう負の連鎖が起こるので今度は『最初から仕入れを抑え品不足になる』

というベタベタのよくある堕ち方らしいのです。

この最近、うちは一番近所のスーパーではパッケージものしか買わなくなりました。

また、新しいスーパーは店舗が新しく店はピカピカで駐車場も広いですが、最初から商品はあまり良くない安売りがウリのゲスいスーパー

野菜や肉などは専門店や歩いては行くことができない百貨店の地下のスーパーで買うようになりました。

皮肉な話ですね。近所にスーパーが増えて、一見、便利になったように見えますが、僕ら消費者にとっては『食べ物の質が悪くなり、実は状況は悪くなった』のです。

スーパーは互いに潰し合いに突入し、地域の消費者は腐ったモノを買うことが増えていく…

そのゲスいスーパーが増えることによって、誰も得をしていない世界ができました。

「あっ安けりゃ何でもいい!」と言う人は得…かな?いや、結局、将来にガンになってつけを払うのかもしれません。

健康な食生活のための食べ物の選び方

当たり前ですが、食べ物は安くなるほど質は悪くなります。

安いけどいいものなんて、まずないと思ったほうがいいです。

そして経営の観点からみるとスーパーは、その地域で一定のお客さんが一定期間で買ってくることによって、新鮮さと商品の豊富さを保てます。

このバランスが「近くにスーパーが多すぎたり」「しょっちゅう特売があったり」することによって、食べ物の質がドンドン落ちていきます。

「トマトは◯◯に良い」とか「ゴマにはゴマリグナンが含まれている」などを気にするのもいいですが、食べ物は新鮮でなければ、そんなものは全部、無駄になります。

魚介なんて古ければ、下手したら、大変な病気になることもあります。

スーパーがやたら近くにたくさんあったり、安売り、特売をしょっちゅうしているところは健康な食生活を心がけるなら注意したほうがいいかもしれません。

食べ物が安くても代わりに健康を支払っていますので。

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ブログの著者 国際中医師 松村直哉

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