漢方薬相談ブログ

花粉症や気管支炎の咳は病院に行かなくてもネットで治る!?

花粉症や気管支炎の咳は病院に行かなくてもネットで治る!?

  1. 病院の診察の実態
  2. 患者さんの気管支炎で処方された薬の事例
  3. 治るための薬の飲み方
  4. 花粉症の人の事例
  5. まとめ

「なぜ、みんな病院に行くのでしょうか?」

ある患者さんがうちの近所の耳鼻咽喉科を見ながら質問されました。

一般的な感覚なら「奇妙な質問」に聞こえますが、うちに相談に来る患者さんは、いろいろな病院で治らず、挙句に「ストレスだ」「老化だ」と医者に言い訳診断されて、うちにたどり着く方が多いので、「病院に行って何してもらえるんだ?」という言葉が出てしまうような経験をされてきた方々です。

うちの患者さん達は、病院で散々、無駄な時間をすごしてきたので、こんな質問が出てきてしまうのですね。

本当に病院の治療は無駄なことが多く、そして実は病院にわざわざ、行かなくても代替えがききます。

病院の診察の実態

病院を漢方治療と比較しながらカテゴリーに分けて見てみると、西洋医学の本来の役割がみえてきます。

「外科手術や器具を使わないと治療できないもの」、「救命救急」、「歯科」、「産科」以外の治療は、実は、薬をマニュアル的に配っているだけです。

実際の診察では医者自体とはロクに話もせず、何種類かの薬を貰って帰るだけ。

ほとんどの人が病院で経験していることは、これだけです。

2回目に再来院した時に『薬が効いていない』状態でも、特にその原因を究明するわけでもなく、今度は、薬の種類が増えたりするだけで、あとは延々とこれの繰り返しです。

つまり、毎回、『薬を貰っているだけ』なのです。

「どうやったら、根本的に治るか?」「どうやったら、薬がちゃんと効くか?」「普段の生活ではどうすればよいのか?」なんて気にもしていません。

そして、薬は何も病院に行かなくてもドラッグやネット通販で手に入ります。

ネット注文して、家で待っていたら、向こうから持ってきてくれるのです。

患者さんの気管支炎で処方された薬の事例

誰かと話をしていると咳が出て、夜中に突然、咳が止まらないことがあるという状態に「ムコソルバン」「フスコデ」「シングレア」が処方されていました。

病院の薬は製造する会社やジェネリック品によって有効成分が同じであっても、薬の名前は変わります。

薬の名前が変わると違う作用の薬のように感じますが、中の有効成分を見れば同じだったりすることがありますので、成分的に見ていけば、代わりになる薬を実は誰でも探せます。

なので、薬の添付文書をみて、まず有効成分が何なのかをみてみます。

そうすると「ムコソルバン」は「アンブロキソール塩酸塩」というものが有効成分で、この成分の作用は気道液を分泌させたり線毛運動亢進作用で痰を排出させたりするものです。

次にフスコデ『ジヒドロコデインリン酸塩』『dl-メチルエフェドリン塩酸塩』『クロルフェニラミンマレイン酸塩』 が有効成分で鎮咳作用があります。

ここまでの成分でドラッグでも買える医薬品があります。

パブロンエースpro

こちらは、先ほど、病院から処方された薬の成分である『アンブロキソール塩酸塩』『ジヒドロコデインリン酸塩』『dl-メチルエフェドリン塩酸塩』『クロルフェニラミンマレイン酸塩』が含まれ、それにプラス炎症を抑えるイブプロフェンと気道粘膜を正常に近づける L-カルボシステイン 250mgが含まれます。

医者は薬を3つ組み合わせていましたが、特にその患者さんの検査をしたり、体質などをみて処方したわけでもなく3分診療で少しだけ話して処方を決めただけです。

多分、「気管支炎だったら、この組み合わせ」とマニュアル的に事前に決めているのでしょう。

だったら、こちらの薬でもいいわけです。

そして、シングレアは炎症反応を抑える『モンテルカスト』という成分ですが、同じ成分でなくとも、同じような炎症反応物質を抑える薬でもいいのです。

一般薬では治療の方向性から考えてアレグラFXが代わりになると思います。

病院では5日分で診察費、薬剤費、合わせて2000円位とのこと、ネット通販では両方で3060円で1060円、高いですが病院に行くとか、待合室で待つ、たった3分の診察、などの時間換算をあなたがどう捉えるかですね。

単純に安いと考えるか、最賃でも時給1000円位なので、時間換算にすると家から病院に行って、診察してもらって薬局に行って家に帰ってくるまでに1時間かかったら、値段は変わらないことになります。

すいません。

経営者は時間はお金で買えない最も貴重なものと考えている人が多いので、値段を見比べる時はモノの値段だけでなく、所用時間や交通費など総合的に計算して考えるクセがあります。

お金では買えない時間を無駄にするわけですから。

家から病院に行って、再び家に帰ってくるまでに実際は1時間では済まないと思いますが、とにかく時間があるけどお金はないというのであれば、病院でいいと思います。

また、保険適応は患者さんは3割だけの負担なので、安いですが、実際は税金(健康保険)から残りの7割分が医者に支払われ、その健康保険は赤字です。

で、赤字なものだから保険料は年々、負担額が上がっていくわけです。

更にこのまま、みなさんが健康保険を使い続けると、実際に困るのは僕たちが年を取った時と子ども達です。

自分と子供の未来から借金して、今の薬をやすくしてもらっているようなものですね。

その頃には健康保険が赤字すぎて、多分、負担額がハネ上がっていると思います。

どうせ、医者もマニュアル的に配っているのであれば、自分で買っておいたほうが、将来の自分のためになります。

治るための薬の飲み方

薬は病院と同じ成分の組み合わせにする必要はありません。

なぜなら、大きく分ければ、ムコソルバン+フスコデとシングレアは、ちょっと効果の系統が違ってきます。

西洋医学の薬は、かならず、効くとは限りません。ですので、自分にとって効果があるのか?その確認も必要です。

本当に効くのかどうかを調べるなら、ムコソルバン+フスコデとシングレアは一辺に飲まないで、ムコソルバン+フスコデを試してから、シングレアのみを飲んで、最後に全部、合わせて飲んでみるという感じが治療戦略的には良いです。

市販薬で言えば、パブロンエースproで様子をみてから、アレグラFXも試して様子をみて、最後にどうしても効かなかったら、どっちも飲むという感じです。

なぜ一辺にいろいろな薬を飲まない方がいいかというと、効果の方向性の違う薬も一緒に飲むと、『何がどう効いているのか』が全くわからないからです。

花粉症の人の事例

こんな記事をみかけました。

花粉苦悶者は、無理して病院へ行く必要はない件

花粉症で病院に通っていても、実際は問診もせずに同じ薬を流れ作業で処方し続けてられていたという経験談があります。

はい、実際にそうです。

耳鼻科は抗ヒスタミン薬、皮膚科はステロイド。

ロクに診察もせずに毎回、ほぼ同じ薬を処方するだけというのが医者の正体です。

花粉症の場合は、いろいろな薬の成分を調べる必要もありません。

アレグラFX

例えば病院なら、いろいろな抗ヒスタミン剤がありますが、作用が強くなって眠気が強くなるなど、若干の違いしかなく、特にその人独自に花粉症の状態や体質をみているわけではないので、結局、アレグラ辺りを飲んでれば、どれも同じようなものです。

まとめ

ここまで書いて、元も子もないですが、西洋医学の薬は対症療法という一時しのぎの薬です。

病院で処方してもらおうと、アマゾンで買おうと、結局、『一時的に症状を止めるだけ』です。

また、実際は人それぞれの体質があるので、西洋医学の薬といえど、誰にでも同じように効くとは限りません。

『症状を一時的に止めたいだけ』なのか『根本的に治りたいのか』も検討したほうがよいかと思います。

ちなみにこの話を聞いて、実際の金額を聞いていたら、1日の単価にしたら、うちと変わらんじゃん!と思いました。

漢方薬は化学物質ではなく、自然のものなので安心がプラスされます。

ただ、気をつけないといけないのは漢方薬は体質と合っていないと症状がよりひどくなることがあります。

漢方薬で急性病に対応しようと思ったら、それなりに漢方の治療の腕が必要(病院のようなマニュアル漢方では無理)ですが、うちでは「急性病に3日分の漢方薬」なんてこともやっています。と、ちょっと宣伝しておきます。

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ブログの著者 国際中医師 松村直哉

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