漢方薬相談ブログ

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アレルギー体質が皮膚科やアレルギー科で治らない理由

慢性の蕁麻疹(じんましん)で皮膚科に5年、通っている方が相談に来られました。

うちに来られたのは、5年間、皮膚科に通い、病院で処方されている抗ヒスタミン剤が、やっと1日おきに効いてきたが、何せ、5年も経っているので、医者にいつ治るかを聞いたところ、「5年で1日おきに薬が効いているのは、良い方だ。治るのは10年かかるよ」と言われたからでした。

この方は、うちの漢方治療で、2ヶ月で蕁麻疹が治りました。

次に虫に大量に刺されて、皮膚科科に通っているけれど、その刺された箇所が、1年以上、治らず、治らないどころか、最近は、全身がかゆくなってくるようになった方がいらっしゃいます。

病院では、医師から「アレルギー体質になっているね。治るのにものすごく時間がかかるよ」と言われていました。

ちなみに、病院で処方されている飲み薬やステロイドは、随分前から、全く効いてないそうですが、病院は、同じ処方ばかりを繰り返しています。

他にも、似たような類のお話は、うちの相談に来られた患者さんから、たくさん聞きます。

ここで、不思議なのは、医師の説明。

医師は、本当に薬の構造作用機序を理解しているのかと思うような疑わしい話ばかりです。

なぜ、そう思ったか、理由を説明します。

病院に何年、通おうが、根本的には治らない

どちらの例もおかしいのは、「なぜ、年単位で自分の病院に通わせているのか?」ということ。

それにもう一つ、不思議なのが、『アレルギー科』とか『アレルギー専門の病院』

病院は、対症療法の薬しかありません。

対症療法というのは原因を治すのではなく、症状を止めることだけが目的の治療方法です。

Wikipediaより引用:
「根本的な対策とは離れて、表面に表れた状況に対応して物事を処理すること

参考:「対症療法 - Wikipedia」

簡単に言えば、症状を一時的にごまかしているだけです。

例えば痛み止めは、痛みを発するホルモンを薬の成分で一時的に遮断して、痛みが出ないようにします。

上のWikipediaの文中にアトピーの場合、ステロイド剤によって、皮膚の搔き壊しなどを止めることによって、部分的には原因療法(根本治療)になっていると書かれています。

確かに搔き壊しによるアトピーの悪化は、防げますが、部分的にも根本治療には、なっていません。

なぜなら、掻いてアトピーや湿疹がひどくなることも病気がひどくなる原因ですが、そもそもが、頻繁に湿疹が出てかゆいことが原因なので、それをなんとかしない限り、原因不明の湿疹が出続けるからです。

対症療法が治すしくみ

ステロイド剤に限らず、病院の治療は、ほぼ、対症療法です。

外科的なものは、外科手術によって、治ることもありますが、いわゆる薬を処方される場合は、根本的に治ることは科学的にありえません。

なぜ、『科学的に』と書いたかというと、薬のエビデンス(科学的根拠)がそうなっているからです。

病院の薬は、薬の成分によって、症状を発するメカニズムを抑えます。

これは、自分の力でやっているわけではありません。

あくまで、薬の成分が体内に入ることによって効果を発揮します。

そして、この薬の成分は、かならず、体の外へ出されるようになっています。

外的な薬の成分によって、症状が抑えられているだけなので、体内の薬の成分がなくなれば、また症状が再発します。

例えば、アトピーの場合、確かに塗り続ければ、『治っているかのような状態』が、続くかもしれませんが、科学的なメカニズム上、飲む1回ごとに治療効果がなくなりますので、何十年、飲み続けようが、根本的に治ることはありません。

更に、それ以外にも2つの問題が、あります。

薬を効かなくする肝臓の働き

病院の薬というと、「誰にでも同じように効くイメージ」があるかもしれませんが、そんなことはありません。

最初の例でお話したように、ステロイドが効かない人もいます。

なぜ、そんなことがあるかというと、1つは、肝臓の問題と、もう一つは、単純に個人差です。

肝臓は、毒物を解毒して、人体を健康に保つようにがんばっていますが、肝臓(体)からすると、化学合成品である薬は、毒物です。

毒物なので、肝臓は、必死で無害化しようとします。

つまり、薬の効果をなくそうとします。

それに対抗するために医薬品はプロドラッグというふうに設計されていて、肝臓で分解されても、効果が体内に広がるようにしています。

また肝臓の能力には、人それぞ、れですので、効く人もいれば、効かない人もいます。

また、人間の体は、適応しますので、だんだんと薬の分解がうまくなっていきます。

皮肉な話ですが、病院の薬を長く、飲めば、飲むほど、無害化がうまくなり、効果がなくなります。

薬が効かないのは個人差

人間の体は、何千、何万という酵素やホルモンが、いきかって、いろいろなことをやっています。

痛みやかゆみも、そんないろいろな酵素やホルモンによって、発生しています。

薬は、その何千、何万の中の1つの酵素やホルモンを変化させることによって、症状を抑えますが、そもそも、1つ、2つの酵素やホルモンを変えたところで、微々たるもなので、せいぜい、その時の症状を一時的に抑える程度しかできません。

それにこの酵素やホルモンの働きは、個人差があります。

みんなが、みんな、全く同じような動きはしていません。

ですので、これらの酵素やホルモンのごくごく一部をいじったところで、根本的に治ることはないのです

病院に通う無意味さ

簡単に言えば、病院の薬は表面上の症状を止めることしかできず、1日で効果が終わってしまう薬しか治療の術を持っていません。

本来なら、対症療法の言葉が示している通り、病院でできることは、ただの応急処置なのです。

ですので、本来は『2週間ほど薬を使ってみたら、やめてください。薬がいまいち、効かない。もしくは、症状が再発した場合は、もう病院に来ないでください。病院の薬で根本的に治ることはありませんので』

と説明しなければ、いけません。

だって、病院の薬を続けても、『根本的に治る科学的根拠』がないからです。

ですので、皮膚科が、何ヶ月も通わせていたりするのは、理屈がおかしいのです。

また、アレルギー科というのも矛盾しています。

なぜなら、アレルギーという体質を治す薬など、病院には最初からないからです。

アレルギー科でも、皮膚科と同じ、対症療法の薬を使っています。

ということで、医者は、今度は、苦し紛れに漢方薬を使ったりします。

ところが、これも間違った使い方をしていて、静かに副作用を撒き散らしています。

なぜ、医者が漢方薬を使うと、副作用を撒き散らすことになるのでしょう?

また、湿疹やアレルギー体質を根本的に治すにはどうすれば良いのでしょうか?

今度、続きを書いていみたいと思います。

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「対症療法 - Wikipedia」「プロドラッグ - Wikipedia」
「プロドラッグ - 薬学用語解説 - 日本薬学会」
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ブログの著者 国際中医師 松村直哉

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