漢方薬相談ブログ

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うつ、パニック障害が薬を飲んでるだけで治ると思います?

先日、ある精神疾患で、うちに相談に来られた患者さんから衝撃的なことを聞きました。

心療内科に行った時に、最初に『初回は、40分ほどお話をお聞きしますが、2回目からは、10分ほどしかお話しません。それでもよろしいですか?』だって。

『さすが、医者は、こわれてるな〜』と思いました。

要するに2回目からは薬を配るだけですよってことですよね。

僕は、昔っから、不思議だったのですが、心療内科の医者って、本当に薬だけで治ると思っているのでしょうか?

病院の化学薬だけで治ると思っているなら、医者のその精神状態や脳が怖いですわ。

それとも、金儲けのためにブンブン、短時間で患者さんを回していかないといけないのかな。

治療と呼ぶにはあまりにお粗末な心療内科

この病院に限らず、日本の精神疾患の医者は、だいたい、精神薬を配ってるだけみたいです。

うつやパニック障害に精神薬を処方しますが、あれって、そもそも、その精神状態を治せる科学的で明確な理論なんかないのを知っていましたでしょうか。

精神疾患で、薬ばっか配りまくってるの日本ぐらいだと思います。

心療内科の医者に限らず、どの「科」の医者も僕の経験上は、重度のコミュ障みたいなのが多い印象なので、他人様のカウンセリングなんて、できないと思うのですが…

とにかく、心療内科、心の病院と言いながら実態は、精神薬を配っているだけだったりするわけですね。

精神薬はどうやって心疾患を治すのか?

例えば、精神薬の中でSSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)というものがあります。

簡単に言えば、脳内の化学物質を調整して、憂鬱な気分を和らげる作用です。

薬の名前はレクサプロ、ジェイゾロフト、パキシル、ルボックス、デプロメール、セルトラリンなどです。

これらは、細胞でのセロトニンの吸収を邪魔して、脳内のセロトニンの量を増やす効果です。

で、セロトニンって何?と言う話。

セロトニンとは神経内分泌、睡眠、体温調節、神経の安定に関わる体内物質です。

西洋医学曰く、うつの人は、セロトニンの量が減っているらしいです、だから、増やしたら、治るってか!

ここで根本的に疑問なのは、「うつやパニックの人の精神を安定させて治す」という前提がありますが、「うつ」って具体的に何?という話。

風邪とか、膀胱炎と違って、人それぞれ違うでしょ。

「不安や恐怖で精神をコントロールできていない原因の人」もいれば、「イライラや焦りが主な原因の人」だったり、「どうやってもやる気が起きないことが原因の人」もいます。

「うつ」っていうのは絶対にこういう精神状態です!

なんて、規定がありません。

なのに、薬は、そのざっくりした病名である「うつに効きます。」っていうのは、ちょっと都合、良すぎやしませんか。

体質ですら、人それぞれなのに、心なんて、さらに人それぞれなんですよ。

みんな同じような心の病になってるわけないじゃん。

病院の薬では精神が治らない理由

心療内科が処方している精神疾患の薬のほとんどが、『吐き気を止めて、脳内を落ち着かせる』みたいな薬です。

要は脳を麻痺させているのです。

わかりやすくいえば、お酒で、嫌なことを忘れるのと同じ。

また、酒と同じように依存性、中毒性があるところもよく似ていますね。

例えば、それこそ、うつ、パニックといったって、抱えている問題は、人それぞれです。

多いのは、「姑とうまくいかない」「会社の人間関係がうまくいかない」「もっとやりたいことがあるが、できる能力も不足し、環境も整っていない」や小学生で「親の期待が重い」という相談もありました。

本当に人、それぞれです。

なのに、薬はみんな一緒!

しかも、リラックスといえば聞こえがいいけれど、脳を麻痺させているだけ。

例えば、うつやパニックの人と言ったって、24時間、ずっと精神がうまくいかない状態なわけではありません。

仕事関係のストレスが原因であれば、仕事や仕事の人間関係に触れていなければ、特に症状がなかったりもします。

仕事のことが原因で、心がしんどくなって、休職する、そして、家で薬を飲む。

家では、やる気は起こらなかったりするのですが、仕事に行ってない分、特に直接的なストレスがない。

それを薬で脳をリラックスさせる。

家で、その都度、薬で脳内をリラックスさせて、何日かして、仕事場に行ったら、仕事のストレスって解決してます?

仕事に行ったら、その途端、強烈なストレスを思い出し、また、「うつ」や「パニック障害」が始まるわけですよ。

しょうがないから、また、薬で脳内をリラックスさせる。

仕事から受けた精神疾患になるほどの心のダメージが、薬で脳をリラックスさせているだけで、解決するのでしょうか?

解決するわけがありません。

薬を飲み続けても治りません

初期の心のダメージが大きな時は、脳を麻痺させたり、リラックスさせたりするのは、脳を休めるために悪いことではないかもしれませんが、それを続けたって、本当の問題は何も解決しません。

つまり、薬を飲んでたって、治らないのです。

精神疾患の根本的な治療は、『何が問題で心が傷ついたのか』を調べて、『その問題をどうすれば、解決に導けるか?』を考えないといけません。

もちろん、患者さんは、そんな冷静に考えられないから、うつやパニック状態になっているので、これをしないといけないのは、治療者である医者や僕のような漢方家です。

薬だけ配って、治るわけがないのです。

この根本治療の図式は、小学生でもわかります。

心疾患系の相談をうけていると、中には、医者の言う通り、精神薬や睡眠導入剤などを飲み続けなければいけないと考えている人がいます。

初期や本当に辛い時は、病院の薬もありだとは思いますが、いくら脳をリラックスさせても、問題は何1つ解決しないのです。

心療内科では、対応はしてくれても治療は一歩も進まないということを理解して、治療に取り組んだほうがよいと思います。

漢方薬ではどう治すのか?

抑肝散や加味逍遥散が心療内科系の漢方薬だと勘違いしている残念な頭の医者が多いです。

抑肝散は、確かに気を調整する漢方薬ですが、漢方薬は、『うつ』とか『パニック症候群』という西洋医学の病名に合わせて選びません。

抑肝は、肝熱、肝気鬱滞という証(原因)の人に合わせる漢方薬です。

ちなみに、「やる気がでない」なんて人は、血虚という血の不足が原因の場合があり、この場合、抑肝散の効果は、マト外れもいいとこなので、原因がこういった場合は、抑肝散を何十年、飲もうと治りません。

加味逍遥散にいたっては、更年期の薬でもなく、精神専門の薬でもありません。

体質によっては、蕁麻疹の人にも使います。

加味逍遥散は気と熱が滞り、血の巡りが悪くなっているという証(原因)の人に使います。

この原因で蕁麻疹の人もいれば、パニック障害の人もいるわけなので、病名ではなく、漢方的な原因が、一致するかが重要です。

医者は、この辺りの体質のことに関しては無知無能なので、全身の問診もとらず、証(原因)も説明されずに飲み続けている人は、ちゃん体質診断と治療方針を聞いたほうがいいと思います。

といっても、どうせ、答えられないでしょうが。

漢方では、各内臓と感情支配が割り当てられていると考えます。

わかりにくいと思いますが、体のダメージは、感情にも影響し、感情は体のダメージにつながるわけです。

ですので、全身を分析し、感情の傾向を分析し、それらを統合して、漢方薬を選びます。

そして、薬だけに依存しても治るわけがなく、同時に、心も一緒に調整していく必要もあります。

うちでは、体質、心、感情に合わせた漢方薬を選ぶことはもちろんですが、同時に、かならず、いろいろと話してもらって、実際に日々、何をしていけばよいのかも話し合っていきます。

遠方の方は、メールだけでなく、電話やテレビ電話で話あうこともやっていますよ。

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【引用先及び参考図書・Webサイト】
◯ 図説東洋医学(基礎編):学研
◯ 図説東洋医学(湯液編Ⅰ):学研
◯ 図説東洋医学(湯液編Ⅱ):学研
◯ 漢方概論:創元社
◯ 漢方臨床ノート(論考編):創元社
◯ やさしい中医学入門:東洋学術出版社
◯ 中医診断学ノート:東洋学術出版社
◯ 中医処方解説:神戸中医学研究会
◯ まんが漢方入門:医道の日本社

ブログの著者 国際中医師 松村直哉

ブログの著者 国際中医師 松村直哉

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