漢方薬相談ブログ

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薬のように効果のある体に良い食べ物を紹介します!

『薬のように効果のある食べ物』を教えてもらいたい。

うちの患者さんやネットからの質問でよくあります。

ネットの情報やテレビでも『血の巡りをサラサラにする食べ物』など効果のある食べ物の紹介って人気ですよね。

漢方は医食同源!なので、東洋医学的に体に良い食べ物について紹介したいと思います。

と言いながら、いきなりですが実は『体に良い食べ物』って食べられるもの全部!なのですよ。

しかも、これは同時に『体に良い食べ物は体に悪い食べ物』でもあるのです。

わけわかんないですね。

そう、東洋医学は、理解がひっじょうに難しい医学理論なのです。

今回は、

1 本当に体に良い食べ物とはどんなもの?
2 体によい食べ物を探す前にしなくちゃいけないこと。

を紹介したいと思います。

体に良い成分と西洋医学の壊れた感覚

薬のように効果のある食べ物となると、よく出てくるのが『〇〇成分!』

トマトのリコピンとか、〇〇成分が含まれてるから、『体にいいんだ』と納得しがちです。

なので、サプリメントでも、何の成分が含まれているかをドヤ顔で主張しますが、そもそも食べ物の有効成分なんて、なんとなく代表的な成分の一部がわかっているだけで、実質はどんな成分がどれくらい含まれているかなんて、現代医学でも、まだまだ全然わかっていないのです。

そして、この『体に良さそうな成分』という考え方は、西洋医学の薬の感覚に影響されていると思うのですが、そもそも薬の成分って、厳密には『単に症状を一時的に強制的に遮断するもの』なだけで、「それが体にいい!」みたいな感覚とごっちゃになってるのです。
「〇〇成分」は決して体にいいものじゃないのですね。

ですので、まず、体に良い物とは何かの成分ではないということを知ってもらえたらと思います。

本当に体に良い食べ物は成分では考えない

全ての食べ物には体にとって良い成分が含まれています。

サプリメントなんかが、そのサプリメントに含まれる有効成分を特別自慢するものだから、特別な食べ物に特別な「なんか良さそうな成分」が含まれているように感じますが、食べ物はどれもこれも良い物です。

となると、『食べ物』だったら、なんでもいいのか?って話。

もちろん、適当になんでも食べてもOK!というわけではありません。

本当に体に良い食べものとは、『自分の体に合っているかどうか』なのです。

漢方では、食べ物は有効成分では考えません。

食べ物は性質と効果のWで考える。

漢方では、食性効果で考えます。

食性とは、温めるとか冷やすとかの性質。

効果とは、体にどんな影響を与えるのか。

ここで誤解してはいけないのは、『体を良くする』のではなく『体に影響を与える』のです。

例えば、『生姜』は温めてくれるから体に良いと思って、たくさん食べる人がいますよね。

生姜の食性『昇、散、温』です。

効果は胃腸の冷えを温め、吐き気を止めます。

その他、寒さを追いはらう。などがあります。

冷えて、胃もたれがしやすい人、やる気が起こらず、元気がない人は、良い効果となりますね。

でも、これが『毒』になっちゃう人がいます。

それは、熱系のアトピーの人

赤みが強く、乾燥しやすく、主におでこなどの湿疹がひどくなりやすい人は、生姜で湿疹が爆発する可能性があります。

生姜の性質である『昇』が気や熱を顔など昇らせて、『温』が更にそれをひどくし、『散』が湿疹の範囲を拡げます。

大体、このタイプの人は、七味、わさび、マスタードなど辛みのものはダメです。

ある人には、薬みたいに良い食べもので、熱型アトピーに人にとったら『毒』だったりします。

これと似たようなもので、よくゴマなんかがサプリメントでありますが、ゴマも似たような性質を持っていて熱型アトピーの人の湿疹を爆発させます。

体に良い食べ物と漢方薬の関係

本当に体に良い食べ物とは、『自分の体に合っている物』ですが、これ、実は漢方薬も同じです。

食べ物の食性や効果は、生薬にも同じような感じであります。

食べ物との違いは、効果の強さ

漢方薬をつくっている生薬の方が食べ物よりも効果が強いのですね。

だけど、食べ物も漢方薬も全く理屈は同じ!

結局、自分の体質を分析して、それに合う食べ物(漢方薬)が一番、体に良い食べ物なのです。

よくなんちゃって薬膳(インスタなんかでよくある薬膳教室)で、『血の巡りを良くし、陰の気を補うメニューです』なんて、それっぽいことを説明していますが、薬膳も漢方と同じで『医学的に体質を分析できて、はじめてできるもの』なのです。

ですので、世間一般にある薬膳教室は、東洋医学っぽい説明をしているだけのただの料理教室なんですね。

薬膳であっても、食べる人の体質を分析すること必須です。

食べ物で体をよくする裏技

とはいえ、漢方の専門家でもない限り、体質なんて自分で分析できないですよね。

うちでは、体質を徹底分析しますので、患者さんから質問があった場合は、『その人の体質に合った食べ物』も紹介しています。

誰でもどんな体質の人にも良い食べ物なんて、現実は「お米」とかになってくるのですよ。

そこで、体質分析しなくても体に良い食べ物を食べたい場合、手っ取り早いのは和食です。

それも季節のものを取り入れて。

肉は、優先順に魚→鳥→豚として、牛肉は時々、元気をつけるために食べる程度にします。

そして大事なのは、バランス!

野菜、肉、発酵食品の組み合わせですね。

一般的に紹介される体に良いと言われている食べ物サプリメントも結局、自分の体質のことがわかっていなければ、『体質に合っているかどうかもわからないバランスの悪い偏ったもの』を一生懸命、食べているのと同じです。

糖尿病の人が砂糖ばっかりとっているのと変わりません。

そして、体に良い食べものを摂りたい場合、それよりも最初に考えないといけないのは、『体に悪い物をとっていないか?』

添加物だらけの工業製品のようなコンビニ弁当や砂糖たっぷりの菓子パン。

砂糖づけの缶コーヒー。

体に良い食べ物を探す前に体に悪い食べ物を抜くだけで、かなり体はよくなります。

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ブログの著者 国際中医師 松村直哉

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