漢方薬相談ブログ

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医者は、漢方薬製造メーカー(ツ◯ラ)のただの販売員!?

漢方薬って、ものすごい誤解されていて、なんだったら、厚生省、医者が率先して誤解しているので、タチが悪いです。

僕は、正しい、漢方治療を自分の息子達にも伝えていきたいと思っているので、これからも正しいと思われる漢方を語っていきたいと思っています、

今回のお話を読んでいただければ、病院の漢方薬はなぜ効果がわからないのか?

医者がやっている漢方薬の治療はいかにいい加減なものなのかがわかります。

ツムラの漢方薬のひどい処方の方法

先日、相談に来られた患者さんからのひっどい話です。

その方、一時的なうつ病で、病院で診察を受けたのですが、治療はよくあるパターンの抗うつ薬のオンパレードだったのです。

医者が言うには、『抗うつ薬を飲んで、何もしなければ治る』とのこと。

さすがに、ここまでテキトーな説明は、子供でも騙せません。

本気で、精神系の薬を飲んでいるだけで、治るとでも思っているのでしょうか???

その方は、いろいろと医学知識のある方なので、医者に『その薬でどんな風に治るのか?』を具体的に聞いてみました。

案の定、言葉に詰まって、途端に挙動不審。

そして、言ったことが、「じゃあ、漢方薬を出しますね」

おいおい、さっきの抗うつ薬を飲んでりゃ治るって話は?

医者ってこういう、5分前に自分で言ったことを無視するような説明が多いのですよね。

医療以前にどいういうコミュニケーションの取り方なんだよって思います。

漢方薬は最適なものを選ぶために、体質を分析、診断しないといけませんが、もちろん、体質を分析するための問診なんて、取ってません。

薬の説明に詰まった言い訳のように漢方薬の話が出てきました。

ツムラの漢方薬マニュアルを患者さんに見せる医者

すごいのは、ここから、『体質を診断しないでマニュアルだけ見て、漢方薬を処方する』のは、どこの病院も当たり前のようにやっています。

その自分が見ている漢方薬マニュアルをわざわざ、患者さんに見せました。

テストで堂々とカンニングしたようなものです。

「ね、ここにウツとか精神疾患に効果があるって書いてあるでしょ」と。

なぜ、わざわざ、ツムラのマニュアルを見せたのでしょうか?

それは、『自分で体質を分析する能力も漢方薬の効果を考える頭もノウハウも持っていないから』です。

患者さんにツムラの漢方薬マニュアルを見せて、「自分じゃなく、ツムラが効果があると言ってますから」と説明責任や治療責任を逃れる既成事実を作ったわけです。

なんか、ここまでゲスいと、いっそ清々しいですね。

しかし患者さんにしたら、不安しかないですよね。

せめて、処方するなら、マニュアルを裏でみて、フリでも自信満々に処方しろよと思います。

ちなみにツムラのマニュアルに書いてある効能効果は、よく見てみると症状が並んでいるだけです。

詳しくはこちらの「漢方薬の「効能効果」の説明を参考にしても意味がない!?」を読んでみてください。

題名に効能効果って書いてあるから、あたかも、『書かれている症状を治すもの』と誤解されがちですが、そこには症状が、単にズラズラと並んでいるだけ。

その症状に対して『どんな効果があるのか?』は一切、書かれていません。

効果というのは、その症状をどんな風に治すのかというメカニズムであって、症状自体効果ではないのです。

漢方薬の効果というのは、病院の薬と違って、独特のもので、「清熱」とか、「補腎」といった、いろいろな効果があります。

明らかに漢方の効果として説明できないから、マニュアルを見せたといった感じです。

しかも、こういった、患者さんに『ツムラの漢方薬を見せて処方する』という素人丸出しの方法は、今回の話が初めて聞いたわけでもなく、しょっちゅう、聞いています。

いつも、不思議なのは、「明らかに漢方のことがわかっていないのだから、漢方薬に手を出さなければいいじゃん」と思うのですが、なぜ、知りもしない漢方薬に手を出すのでしょうか?

やっぱり、お金儲けですか。どうなんですか?

漢方を知らない医者に相談してどうするの?

ちなみにツムラのサイトなんかに、「漢方薬を飲まれて副作用を感じた場合は、処方された医師にお尋ねください」と書いてありますが、医者は医大で漢方のことを学びません。

つまり、普通に勉強してきただけでは医者は、漢方を知りません。

後は、よほど、独学で勉強し、センスがあるかどうかです。

漢方はそんな世界なのです。

漢方には、特に資格はないですが、『医者の漢方を知ってるフリ』は、もはや詐欺レベルではないかと思います。

(僕が持ってる国際中医師や、認定漢方医みたいなものはありますが、暗記してテストに受かれば誰でもとれます)

せめて、『漢方の体質のこととか、漢方の治療理念は、全然、わかっていません。体質に合わせないと効かないことが多いですが、それでも飲みますか?』

と説明するべきだと思います。

だって、現実は、ツムラのただの漢方薬の販売員みたいで、治療として漢方薬を全く使えてないのですから。

保険適用の漢方薬、ネットで売っている漢方薬、どれも、ただの単なる商品で、治療薬ではないと思うので、それらで治らないのは、当たり前

治ったらラッキーくらいに思ってください。

漢方薬は、正しく使いこなして、なんぼです。

いわば、漢方薬は、ピアノ、ギター、サッカーボール、ゴルフクラブなど楽器や道具です。

例え、道具が良かったとしても、使い手が素人やヘタクソだと、何の意味もありません。

それが『漢方治療』です。

その辺りのいい加減な漢方薬で治らないからといって、『漢方薬は効かない』と思わないでほしいなと切に思います。

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ブログの著者 国際中医師 松村直哉

ブログの著者 国際中医師 松村直哉

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