漢方薬相談ブログ

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心療内科の治療って果たして意味があるのか!?

うちに相談に来られている方から電話がありました。

「先生、もうちょっとで危なかったんです」

何が危なかったって、その方の娘さんが心療内科の診察を予約していたらしいのです。

最近、娘さんがあまり食べず、痩せてきて、顔色も悪く、塞ぎ込みがちだったので「おかしいな?」と思っておられたみたいで、話を聞いてみると仕事のことでかなり悩んでいたとのこと。

それで心療内科の予約をされてたらしいのですが、結論としては結局、病院には行かずにストレスはなくなり、体調は全快しました!

それも短期間で!

今回は「心療内科に通ったって、いつまで経っても治らないよ」という理由を実例を通して紹介したいと思います。

本当に薬で解決するのかを自分自身で考えるきっかけになればと思います。

ポンコツ上司との軋轢

『吐き気、胃痛、胃もたれ、食欲不振、寝つきが悪い、眠れないことが多い、やる気が出ない』などなどが娘さんが感じていた症状でした。

昔から体調が悪いわけではなく原因は明確!

就職した仕事場の上司がいわゆるパワハラ、モラハラ全開!の人。

人の前で大声で叱る。

同じことをネチネチと何度も説教する。しかも何度も説教しているのを自覚している。

日本の企業って、なんだかんだ年功序列的な感覚があるので、会社にはかならずこういった性格のいやらしい壊れた人が何かの役をもっていて上司になることが多いです。

上司ってリーダーにことなんだから、そもそも仕事の実績があってもポンコツの性格だったら任命してはいけないと思うのですが…

それはおいといて、標的になったのは、うちの患者さんの娘さんと同じ新人の同僚さん。

同僚さんは「もう耐えられないから辞める!」とのこと。

そして娘さんは辞める前に心療内科に行ってみるという流れでした。

ちなみにこういう書き方をすると、「最近の若いものは弱い!」的に思う人もいるかもしれないですが、元サラリーマンの営業だった僕の経験からも、この上司はかなりのポンコツっぷりでしたね。

心療内科に行く前に…

お父さんが娘さんの体調が悪そうなのを見て、話を聞いてみると『仕事場での問題』が判明しました。

このお父さん、昔に試しに心療内科に行って、散々な目にあって心療内科の正体を知ってます。

うちの相談の中でも『心療内科系の薬はいかに根本治療と関係がないか』『飲み続けても1mmも原因は解決しないか』の話をしているので、「心療内科に行く必要なんかない。行ったところで文字通り、何も解決しない」と話されたようです。

そして、薬の処方じゃないですが、1つのアドバイスをしました。

それは『その上司のその上の上司に今の現状を相談し、配置換えをお願いしろ』と「薬を飲んでも薬が職場環境を変えてくれるわけじゃない。自分で行動することでしか解決はしない」とアドバイスしました。

もちろん、お父さんは言うだけじゃなく「チャレンジして無理だったら、お父さんも直接、手伝ってあげる」と。

そして、ポンコツ上司のその上の上司に事情を説明してみたら、これもよくある話なのですが、話してみたら、そのポンコツ上司、前々から社内でいろいろと問題になっている上司だったらしく、会社は配置換えをアッサリと承諾。

おまけに同僚の子も一緒に配置換えになったので、辞めずに済みました。

もちろん、配置換えが決まった後すぐに「吐き 気、胃痛、胃もたれ、食欲不振、寝つきが悪い、眠れないことが多い、やる気が出ない」は全部なくなりました。

精神的な問題は、残念ながら薬を飲んでも解決しません。

何がしかのチャレンジと行動なのです。

心療内科の薬で治らない理由

ストレスはリラックスする薬、吐き気は吐き止め、胃痛、胃もたれは胃腸薬、寝つきの悪さ、眠れない状態は睡眠導入剤や睡眠薬。

どれも『一定時間だけ症状を抑えるだけの薬』です。

いわば、症状をごまかすだけ。

さて、この薬を飲めば、『いつかこのポンコツ上司は性格が良くなるでしょうか?』

ある程度、薬を飲み続ければ、『仕事の部署の配置換えが都合よく起こるのでしょうか?』

どっちも起こりません

何種類の薬を飲もうと2、3時間、症状を抑えるだけで症状の原因は1mmも解決しません

どちらかというと、さらに薬で一時的に症状を止めることによって、薬に依存していくようになります。

その間もやっぱり原因は1mmも解決しません。

娘さんのいろいろな症状は原因が解決することによって、いっぺんになくなりました。

つまり、原因を解決しないといろいろな症状も決して解決しないということです。

カウンセリングだったら治る?

こちらのお父さん、心療内科のカウンセリングも受けたこともあります。

「カウンセリングならどうか?」もしかしたら解決しそうですね。

でも残念!

カウンセリングも無意味に近いです。

詳しくはこちらの 心療内科、臨床心理士のひどい実態(前編) をお読みいただけたらと思いますが、カウンセリングとは名ばかりで、人生経験の乏しそうな資格だけ持ってる学生上がりのカウンセラーがまさに話を聞くだけ。

本当に「うん、うん」って聞くだけ!

何の実用的なアドバイスもなし。(というかアドバイスできないと思う)

確かに悩んでいる時、話を聞いてもらうのは癒しになりますが、どちらにしろ、やっぱり問題の解決にはなりません。

結局は、大体の問題は、何かの具体的な行動が根本治療につながるのです。

心療内科の治療は無駄な寄り道

うちも、うつや不安神経症、パニック障害の方の相談をしています。

精神的に弱っている人は、「しんどい時は精神薬は助けになる」と言われます。

確かにリラックスして一時的に問題を忘れることができたり、実は薬の効果はわからないけど、暗示の物として依存している人がいらっしゃいますが、うちで根本治療する時は、結局、漢方治療の状態をみながら心療内科の薬の断薬を目指します。

よくあるパターンとしては、

1 何か問題が勃発してストレスがかかり、いろいろな症状が出てくる。
2 心療内科で薬をもらって薬で症状をごまかす。
3 薬を飲んでいても原因は1mmも解決しないので、単に薬を飲んでいるだけの日々が続く。
4 どんどん体調が悪くなる(問題が1mmも解決していないことも原因)
5 結局、うちでは心療内科の薬をやめることができるようになるところから治療を始める。

となるので、根本治療を考えるなら、結局、病院と関わる234の時間って無駄なんです。

漢方薬に精神を治すファンタジー効果はない

たまに『心療内科の薬は副作用が強そうでよくない感じだけど、抑肝散なんかの漢方薬なら、副作用なく治してくれそう…』って漢方薬を都合のよいファンタジーの薬みたいに考える人がいますが、漢方薬に上司との関係を治してくれる成分なんて含まれていません。

漢方の世界では、『心と体は一緒』と考えるので、体の弱点を治療し、気力を補い、行動できるように体づくりをします。

インフルエンザの高熱で楽しい状態の人なんていませんが、体調が絶好調なら、なんとなく気分が良いことはありますよね。

また、漢方は臓器と性格や思考が結びついていると考えるので、臓器や体を調整すると気分も変わります。

ただし、さっきの娘さんは原因が取り除かれたら、数々の症状がいっぺんになくなりました。

なので、結局、原因をなんとかしない限り、病気は延々と続きます。

漢方治療の場合は、原因を解決するための体調の回復と気力や思考力の回復を促します。

がしかし、それは『原因を解決するための入り口に立てる』ということ。

心療内科の薬も漢方薬も飲んでいれば原因が勝手に解決するというものではありません。

本当の解決は、行動すること、チャレンジすること。

自分で言うのもなんですが、僕は人生でいろいろと経験していますので、断薬ができて体力、気力、思考力が良くなってきたら、具体的にどう行動すべきかをアドバイスさせてもらっています。

ただ『自分を深く分析して変わろうとしない』『チャレンジしない』『行動しない人』に根本的な解決はないと思います。

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ブログの著者 国際中医師 松村直哉

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