漢方薬相談ブログ

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心療内科、臨床心理士のひどい実態(前編)

うちの患者さんから、ぜひとも、ブログに書いて欲しい!と言われたので、書いてみます。

内容は『心療内科や臨床心理士の実態』です。

ここのところ、あちこちに心療内科が増えてきました。

心療内科といえば、定番の『ひたすら、睡眠薬と抗うつ剤を処方するだけ』となっていましたが、最近は、飲み薬で精神は治らないということが一般の人にも認知されてきたのか、臨床心理士によるカウンセリングというものをやりはじめるようになりました。

今回の心療内科の実態を教えくれた患者さんは、以前にとある大病(死んでたかもしれないレベルの病気)を患ってから、気持ちの部分がどうにもうまくいかず、興味もあったので、心療内科に行ってみたようです。

この話は、事実なので、これから心療内科を受けようと思っておられる方は、参考にされるといいかと思います。

ブログでは公表できませんが、今回の舞台となった心療内科がどこなのか、お店で聞いてもらえれば、ご参考に詳しくお話しますよ。

薬を出すだけの悪い意味で安定の医者

最初は、医者の診察です。

単に症状を聞いていくだけ。

これも心療内科の医者の定番ですが、この時に患者さんと目は合わせません。

『熟睡感がない→睡眠薬』

『仕事のストレスを感じる→抗うつ剤』

『抗うつ剤が効くまでに時間がかかるので→抗うつ薬が効くまでの安定剤』

薬で心の問題が治ると本気で思っているのか、単に、薬出すくらいしか脳がないのか、症状を聞いて、薬を処方するだけ。

ちなみに、『うつ病』だと診断はされていないのですが、抗うつ剤を処方されたのは意味がわからないとおっしゃっておられました。

医者から積極的にいろいろ聞かれもしていないから、心の深いことは話していないので、最初から、診断するつもりもなく、「ストレスがある」と言えば、誰にでも抗うつ剤+安定剤を出している感じだったとのこと。

実費のカウンセリング

心療内科なのに心の深い部分を聞かず、目も合わせず、症状だけを聞いて、症状を一時的に抑えるだけの薬を処方するだけ。

こんな状況は、この病院に限らず、どこの心療内科でもありそうなスタンダードな光景ですね。

今回、ちょっと違うのは、この医師の診察?の後に「臨床心理士によるカウンセリングを受けてください」とのこと。

この時に納得いかなかったのが、カウンセリングは45分で3000円と保険適用でもないのに、大して何をするのか説明もなかったことです。

病院あるあるですよね。

医者は、普段、70%の値引きの仕事(保険適用の仕事)で慣れているから、説明しなくてもお金を払ってくれると大きな勘違いをしているようです。

そんなわけで半ば強引に臨床心理士のカウンセリングを受けることになりました。

心療内科がカウンセリングなんてできるの?

カウンセリングルームに入ると、最初にショックだったのは、20代のいかにも学校出たてのホヤホヤ感を持った兄ちゃんだったこと。

もちろん、人は見かけで判断してはいけませんが、なんとなく『大学出て→大学院出て→そのまま、この心療内科に就職して』というイメージをしてしまうじゃないですか。

要するに社会経験もないし、社会に揉まれてません感が全開!なんですね。

おじさん的には、見た目で判断しちゃいけないとはいえ、この見た目は頼りなさすぎて相談が始まる前から不安しかありません。

それでいくと、そもそも、医者自体、小さい頃から勉強に次ぐ、勉強まみれで、特に社会に揉まれずに学生から、いきなり超閉鎖的で特殊な業界である医療業界で働き始めますから、よく考えたら、心療内科のスタッフって『一般的な社会経験のある人間が存在しないんじゃないか』と思います。

一般的な社会の中のストレスで心を病んだ人が、ある種、特殊な環境で育った、一般社会の経験がない医者に心の病の相談をするって、『会社のこと、上司との人間関係は何も経験がないし知りませんが、本だけは色々読んでるので僕に相談してください』ってなんかのコントですか!?と思います。

臨床心理士のカウンセリング方法

そのいかにも社会経験のなさそうな感じの臨床心理士という理論上の専門家が、どんな治療をしてくるのか?

特に何もしてくれません。

文字通り、何もしてくれないのです。

ひたすら「あなたの話を聞きますよ」的な姿勢。

はいはい、よくありますよね。

いわゆるフロイト流でしょうか、無意識化の心の抑圧を意識化できれば、ストレスが解消するというやつ。

特にカウンセリングにあたっての問診票などもなく、聞かれるのは、さっきの診察でも聞かれたようなこと。

患者さん自身は、特に『話を聞いてもらいたい』というわけでもないので、『何もリードもされず聞く体制だけ一丁前』という状態は、苦痛でしかなかったとのこと。

向こうは何もしゃべらないので、間が持たないから、患者さんからいろいろと話をしたみたいです。

何の役にも立たない臨床心理士

結局、一方的に話しただけで45分が経過しました。

女子の恋愛相談で言われているような、『答えを提案してもらいたいんじゃないの、話を聞いてもらいたいだけ!』というのと勘違いしているのでしょうか???

最後に臨床心理士は、『それでは次回は、どうしていくか考えましょう』だって。

ほぼ、向こうが喋ったのこれだけ。

あと、病院らしいと思うのが、患者さんが、「実は死んでたかもしれない大病を経験しています」と最後に言うと途端に態度的にビビりだしました。

これも医者や病院あるあるですね。

町の開業医は、大病の経験者になると途端に紹介状で他の病院に責任転嫁をしようとソワソワしだすのです。

結局、この45分、向こうは『ドヤ顔で話しを聞いてやった』感が満載だったようですが、こっちは、『間が持たなくて、いろいろ喋って疲れただけ』ということだけで時間一杯終了です。

そうして、病院が最後によく話す、「それでは次回の予約はいつにします?」

自分の仕事が絶対に間違っていないという傲慢さがないと、自分からこの予約はとれませんが、医者とかって自分の仕事が評価されると思っていないのか、平気で予約の約束をしてくるのですよね。

「2度と来るかよ!」と思っている患者さんがいるとは思ってないのでしょうね。

そして、この何気無い次回の予約が、とんでもない大問題を引き起こします。

今回の診察では、ここまでだったとのことです。

次回、後半に続きます。

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ブログの著者 国際中医師 松村直哉

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