漢方薬相談ブログ

漢方薬はアンチエイジング(抗老化・抗加齢)になりますか?

漢方薬はアンチエイジング(抗老化・抗加齢)になりますか?

  1. アンチエイジング(抗老化、抗加齢)の漢方薬
  2. そもそもアンチエイジング(抗老化、抗加齢)って何?
  3. 漢方薬の本当の効果
  4. アンチエイジングになる漢方薬とならない漢方薬

先日、フレンチのお料理教室に参加していた際に、ある綺麗な方からこんな質問がありました。

それは『漢方薬はアンチエイジングになりますか?』

現在、お肌や髪が綺麗で何も病気がなければ、若返り、もしくは今の状態を保ちたいですよね。

女性でなくとも男性も40歳をすぎてくると人によって老け感が気になってくる人もいると思います。

今回はそんな質問に漢方薬の専門家としてお答えしたいと思います。

アンチエイジング(抗老化、抗加齢)の漢方薬

ネットで検索してみると、まるで八味丸や加味逍遙散散、六君子湯なんかが若返りの漢方薬かのように出てきます。

結論から言っちゃうと、これらはアンチエイジング(抗老化、抗加齢)になるとも言えるしならないとも言えます。

何でこんな曖昧な答えになるかというと、ネットのこれらの説明をみていると、この漢方薬そのものが老化を防いでくれるかのように書いていますが、これらの漢方薬には、そんな効果も成分も一切、含まれていません。

漢方薬はあくまで、その人独自の体質と合って初めて、効果を発揮します。

その体質ですが、当たり前ですが『老化体質』なんてありません。(一部、ウェルナー症候群という遺伝病としてありますが)

言うまでもなく老化は時間と共に人間全員がなります。

ですので、その人独自の体質ではないのですね。

つまり、八味丸や加味逍遙散散、六君子湯が老化を防いでくれる漢方薬ではないのです

もっと怖いことに漢方薬は体質と合っていないと副作用になります。

詳しくは

漢方薬の副作用が病院の薬より怖い理由を読んでみてください。

なんか、漢方薬がアンチエイジングにならないっぽい話になってきていますが、そんなことはありません!

体質と合った漢方薬であれば、アンチエイジングにはなるのです。

では具体的にはどんな漢方治療だとアンチエイジングになるのかを説明します。

そもそもアンチエイジング(抗老化、抗加齢)って何?

そもそも老化や加齢って何でしょう?

女性の方の大半のアンチエイジングはおそらく、『肌の老化を止めたい』またはできるだけ遅らせたいと思うのではないでしょうか。

シミ、シワ、たるみ、くすみ、肌の潤い、肌のハリ。

老化はこれだけじゃなく、白髪や抜け毛、薄毛や歯が弱くなる、耳が遠くなる、膝が痛い、不眠や夜中のオシッコ、体力がなくなる。他にもいろいろありますが要は、体(筋肉や肌)を作る能力が衰え、内臓の機能が衰え、使い痛みの部分が古くなって治らなくなり、ちょっとずつボロボロになっていくことです。

体も所詮、モノなので、どんどん古くなって朽ちていきます。

あるお医者さんが書かれていましたが、病院で診断する病気のほとんどは要は老化の種類や段階に名前をつけているだけと言ってました。

正にそうですね。

病気の全部が全部がそうではないですが、『老化というのは病気と同義語』なんです。

例えば、「動脈硬化になって、心筋梗塞になる」というのは、ある程度の年齢でこの病気になったのであれば、これ、全部、老化が原因なんですよ。

シワだって、拡大してみたら、シワの部分の肌の細胞が復活できなくなっているのです。

シワが病気とは言いませんが、少なくとも老化で復活させる機能は衰えているわけです。

つまり、そもそも病気や何か症状があったら、アンチエイジング(抗老化、抗加齢)なんて夢のまた夢です。

漢方薬の本当の効果

実は漢方薬の目的は、病気の治療ではなく、そもそもが不老不死なんです。

これ、ファンタジー的に言ってる話でなく、ガチで不老不死を目指す治療なんです。

病院や一般的に漢方薬は『めまいに効く苓桂朮甘湯等』とか『更年期障害に加味逍遙散散』と説明していますが(アンチエイジングに八味丸、加味逍遙散散、六君子湯もそうですね)、そもそも漢方薬は病名や症状に合わせて選びません。

こういう選び方は勝手に西洋医学的な病名と結びつけてマニュアルを作っているだけです。

西洋医学(病院)の治療は、対症療法といって、決して治しているわけではなく、症状や体の状態を薬で一時的にごまかしているだけです。

この症状に対する考え方が西洋医学と漢方では全然、違ってきます。

病院では症状は薬を使って無理やりにでも無くすものですよね。

でも漢方では、症状は体内のどこかの故障を知らせる警告サインです。

症状だけを抑えても体内の状態は良くならないので、症状の原因を探って、本当の原因を探し出し、それを治すことが漢方薬の目的です。

大体の漢方の先生は西洋医学の感覚を漢方薬にも当てはめて、『めまいを抑える苓桂朮甘湯』とか勘違いして処方していますが、そもそも本来の漢方的には、めまいにも人によって原因が違ってきて『水の巡りが悪いことがめまいの原因となっている人の漢方薬』『気の巡りが悪いことがめまいの原因になっている人の漢方薬』は全然、違うものになります。

漢方薬は、症状を抑えるのではなく『症状の原因となっている、人それぞれの体内の要素すべて』を調整することによって、めまいや頭痛などの故障の警告サインが結果的に出なくなりようにして根本的に治します

アンチエイジングになる漢方薬とならない漢方薬

さっき、老化は体の様々な機能の低下とお話ししました。

シミは血の巡りや肝臓の解毒機能、肌のバリア機能の低下が原因です。

シワは血の巡りや皮膚を作り出す機能が衰えています。

その機能は肌の原料になる栄養素と関係し、胃腸や便が関わってきます。

たるみは筋肉ですよね。

筋肉は血の巡りや肝臓の機能、胃腸の機能が関わります。

全体的に肌の老化には水の巡りの悪さも関わり、これに腎臓や肺や心臓なども関わり、睡眠は肌の修復にも関わっていて、おまけにこれら全部を正しく動かす自律神経も関わってきます。

女性であれば、さらにホルモン分泌が関わるので月経周期や月経の状態も関係してきますね。

となると肌のシミ、シワ、くすみ、たるみ、白髪、抜け毛、薄毛は、体全部の臓器や血管やリンパ管の巡り、自律神経が関係しているので、当然、若返りたければ、体全部を元気になるよう調整するしかありません。

また、何かはっきりした病気がなくとも手足の冷えは血の巡りが悪く肌を作る機能が落ちるし、寝つきが悪かったり夜中の目覚めは肌の修復を邪魔します。

頻尿は腎臓の機能が衰えて肌に潤いを当たる血の不足を起こしたり、胃もたれや胃痛は肌の原料の栄養素の不足を招きます。

病気であればアンチエイジングなんてもっての他ですが、取るに足らないささいな症状も毎日、感じているのであれば、アンチエイジングにはつながりません。

体内の故障の警告サインが出ているわけですから老化は止まりません。

自分の体質を分析し、自分の弱点を治してくれる漢方薬を選べば、アンチエイジングになります。

逆に八味丸や加味逍遙散散、六君子湯など誰かが勝手にアンチエイジングになると嘘ついてる漢方薬を飲んだって、自分の体質に合っていなければ、アンチエイジングにならないどころか、新たな病気を招き寄せます。

少しでも何か症状があれば、アンチエイジングにならないし、人間なら誰でもアンチエイジングになる漢方薬、そんな都合のよいものは存在しません。

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ブログの著者 国際中医師 松村直哉

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