毎日の生活で気をつける体質改善のやり方(まとめ)
昨日、今日に発生した症状ではなく何ヶ月も前から「ある症状」に悩まされているのであれば、病院の薬を続けても根本的に治ることありません。
なぜなら慢性化した症状や病気の原因は、大抵は『あなたの生活や精神状態の中に複数存在しているから』です。
根本的に治療しようと思ったら、生活や精神状態を病気にならないように整えていくことも、とても重要です。
漢方薬は自分の現在の自然治癒力では治すことができなくなった状態を治していくことができるように手伝ってくれます。
しかし毎日の生活や精神状態が悪ければ、漢方薬がプラスに持っていこうとしても、悪い要因が日々、マイナスの圧力をかけるため、漢方薬が効いていてもプラマイゼロになりますので、根本治療には、あなたの体質に合わせた漢方薬と同時にもう一つ、『生活や精神を整えていく方法を実践する』この両方が必要となります。
そこで実際に生活を整えるために必要なポイントをお伝えしたいと思います。
生活を整える時のポイント
◉『自分の体質にあった生活を心がける』
例えば、テレビやネットなどにある一般的な生活養生の方法は、誰にでもあてはまる方法ですが、これは実は誰にもあてはまりません。
例えば、単純に女性に多い手足が冷えやすい人と僕のように手足が冷えず、どちらかというと熱がこもるタイプは体質が正反対なので、生活で気をつけることも正反対になってきます。
自分の体質にあった養生方法を実践していくようにしましょう。
◉『体に良さそうな食べ物を食べることだけが養生ではない』
体にいいこととなると「体に良さそうなものを食べれば良い」と思い、食べることしかしない人がいます。
体は動く、食べる、排泄する、休む(睡眠)という4つのサイクルが休むことなくキレイに回っていることが必須です。
食べることだけでなく「運動」や「排泄」「睡眠」もリズムよく行われているかを注意しましょう。
◉『体に良い食べ物とはサプリメントにあるような有効成分のことではない』
体に良さそうな食べ物とはサプリメントにあるような有効成分や何か特定の体に良さそうな成分が含まれる食べ物のことではありません。
欧米系の栄養学では、体に良さそうな成分は流行のように流行ったり廃れたりしています。
また人体はその時に流行している特定の良さそうな栄養だけで活動しているわけではありません。
安易にサプリメントなどに頼らず、バランスの良い食事を心がけましょう。
体質改善するための方法(食べ物)
◉『食べ物は良いものを探すまえに悪いものを体にいれない』
コンビニで売っている食べ物全般。日持ちしないはずのものなのに日持ちさせているもの。
要は添加物が含まれているものは、口にしないでおきましょう。
添加物が入っていると日持ちしたり、レンジでチンするだけで食べられたりして便利ですが、便利は単純に不健康につながります。
◉『食べ物は成分ではなくバランスを考え、旬のものを食べるようにする』
栄養学は大まかに参考にしたほうが良いです。
日本人は和食をしっかりと作るようにすれば、肉や野菜、発酵物などが自然に取れるようになっています。
ズルして楽しようとすればするほど、手軽で便利になりますが、病気に近づきます。
旬のものも料理を作るつもりでスーパーに買い物にいけば、自然とわかるようになります。
(量が多く安くなっているので)
◉『食べる時間は朝昼夕の3食として、間食をなるべく避ける』
食べる時間はなるべくいつも一定の時間に食べるように意識してください。
動物は一定のリズムで生きています。
食べる時間がバラバラになると自律神経のも支障をきたし体の機能はだんだんと狂ってきます。
胃腸は食べ物が入ってくると一生懸命に働きます。
消化は様々な臓器が動き、エネルギーを使います。
間食は栄養を得ることより、疲れることの方が多かったりします。
(よほどの労働でない限り、3食で栄養は十分に足りています)
本当に必要なのか?食「欲」で食べているのかを考えて、間食はなるべく避けて臓器を休ませてあげてください。
体質改善するための方法(運動)
◉『筋肉を増やす筋力トレーニングと有酸素運動の組み合わせが重要』
動物は生きるために餌をとって、食べることによってエネルギーを補充し、餌を取る時に消耗した体力などを睡眠で回復させます。
運動は現代人にとって何よりも必要です。
サプリメントの何倍も価値があります。
筋力トレーニングで筋肉を増やし、有酸素運動によって心臓と肺を強くしましょう。
◉『運動は自分のレベルに合ったものから徐々にレベルアップさせる』
流行りの運動をすればいいってものではありません。
その人の運動経験によって取り組んだほうがよい運動があります。
自分に合った運動から初めて、徐々にレベルアップさせましょう。
◉『運動は続けることが最も重要』
運動は続けなければ意味がありません。
「気が向いた時にする」、「週一でする」というのは単なる趣味です。
運動は何をするか?よりもどうやったら続くのか?をよく考える必要があります。
睡眠の取り組み方
◉『睡眠時間の理想は8時間。できれば7時間以上』
必要な睡眠時間というのは、毎年の研究で変わってきますが、今、現在は8時間前後が理想です。
研究によると最もダメなのは睡眠時間が6時間前後らしいです。
6時間以下は論外ですが、6時間前後は体内がダメな状態なのに、ダメな状態に気づかない睡眠時間です。
◉『疲れを感じた時は、その時に30分でも多めに睡眠をとる』
なんとなく調子が悪い時は30分でも睡眠時間を延ばしましょう。
皮肉な話ですが、良質な睡眠は体調が良くないと保てません。
睡眠の質がどうしても良くない場合は、不眠症でなくとも漢方薬で体質を整えたり、ベッドや枕などを自分に合ったものに変えてみましょう。
体質改善の最も重要なポイント
ネットやテレビなど世の中に生活の中で健康なるための情報は溢れていますが、重要な点は、
『自分の体質に合った健康方法なのか?』
『実生活で本当に続けることができる方法なのか?』
この2つです。
なんとなく良さそうな健康方法をその時だけ取り入れても、長く続けていけるものでなければ、結局、その時の流行で終わります。
また、一人で習慣になるまで続けるのは相当な覚悟と行動力が必要ですので、できれば、誰かにコーチしてもらうのが良いです。
(そもそも一人でも続けられていたなら病気になってない)
頭でわかっていても、実践しなければ、何も変わりませんので。
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