漢方薬相談ブログ

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病院の薬と漢方薬の違い

病院の薬と漢方薬は全く別ものですが、実際は、同じような感じで扱われていたりするのですが、ちゃんと違いをわかって使い分けないと、治るものも治りません。

「病院の薬と漢方薬が違うもの」ということは、なんとなーくわかるけれど「じゃあ、具体的にどう違うの?」となるとよくわからないですよね、

この記事では、病院の薬と漢方薬の具体的な違いや、それぞれの薬は使い方を間違えると、病気が治らないどころか、余計に体が悪くなることもあることをお話ししていきたいと思います。

病院の薬は化学物質、漢方薬は自然のもの

漢方薬と病院の薬の最も大きな違いは、『薬』が何でできているか。

病院の薬は、純度100%の化学物質です。

簡単に言えば、『本来なら体が受けつけられないもの』です。

みんな食べ物の中の添加物を心配しますが、薬なんて100%添加物!みたいなものです。

漢方薬は、自然のもの。

もっと言えば、食べ物と一緒!

食べ物もいろいろな効果があって、その効果のおかげで僕らは生きていくことができますが、『漢方薬は、特に強い効果を持った食べ物』みたいなものですね。

薬を飲み続けるのが嫌だという人が多いですが、そりゃそうですよね。

食べ物の添加物でも気になるのに、100%添加物みたいな薬なんて続けたくないですよね。

ちなみに「病院の薬は、化学的なものだから、副作用が強くて、漢方薬は自然のものだから、副作用がきつくない」なんて思っている人がいますが、漢方薬でも体質と合っていないものを飲み続ければ、取り返しのつかない副作用になることもあります。

病院の薬の効果と漢方薬の効果の違い

薬の効果に対する勘違いもよくあります。

病院の薬は早く効くけれど、漢方薬はゆっくり効いてくる。

これは完全なウソ!です。

僕は、ご飯が食べられないくらいのひっどいヘルペスを漢方薬1袋で治したことがありますし、僕もうちの家族も漢方薬1、2袋単位で、日々のいろいろな症状を治しています。

病院の薬と漢方薬の効果で大きく違うところは、病院の薬は、その人の体質なんて関係なくほぼ確実に効きます。

漢方薬の場合は、1袋でも効くことはありますが、その症状の原因(東洋医学的な原因で「証」といいます)と漢方薬が合っていないと、びっくりするくらい効きません。

証(原因)と漢方薬があっていない場合は、10年飲んだって効きません。

病院の薬はただの応急処置

これも勘違いしている人がいますが、病院の薬は治すためのものではありません。

例えば、雨や台風が近づいてくると頭痛になる人は、体の水の巡りの悪さが頭痛の原因のことが多いですが、病院の薬は、痛みを発生させる物質自体を薬の成分で無理やり働けなくします。

痛みの物質が働かなくなるので、頭痛が消えます。

でも、これって、薬の成分が無理やり、痛みを抑え込んでいるだけ。

薬の成分が体から出て行けば、症状は再発します。

なので、病院の薬は『対症療法』とよばれています。

簡単に言えば、『応急処置』

正味の説明をするなら、病院の薬は応急処置で一時的にごまかしているだけなので、「どこかでちゃんと治してね」というのが、本来の病院の薬の効果です。

漢方薬は症状の原因に対応する

漢方薬は、病院の薬みたいに頭痛の痛みを起こす物質を抑える効果も成分もありません!

漢方薬は、水の巡りの悪さが原因で、しかも、その水の巡りの悪さが、肩から上に集中していると判断すれば、『上焦の水滞証を巡らせる漢方薬』を使います。

例えば、雨や台風が近づいたら、頭痛になる人も、中には月経に関わるホルモンリズムも関係していたりします。

そうなると、さっきの『上焦の水滞証を巡らせる漢方薬』では治りません。

こういう原因になってくると『上焦の水滞証を巡らせる効果』をベースに『肝の臓の疏泄作用を調整する効果』『月経に関わる血の巡りを促す効果』付け加えられた漢方薬を選ぶ必要があります。

なので、『雨や台風が近づいてくると頭痛になる』という特徴的な頭痛でも、人によって選ぶ漢方薬は違ってきます。

間違っても、『頭痛→五苓散』なんて選び方は決してしません!

医者が処方するテキトーな漢方薬

みんな病院に行けば、なんとなく治るのじゃないかと思って、病院に行きますが、病院の薬はあくまで応急処置なのですよ。

本来は、病院の薬でとりあえず、応急処置をして、本当の原因を探し当てることが必要です。

例えば、アトピーに使うステロイドは、免疫機能を弱らせることによって、かゆみを抑えます。

免疫を弱らせると、当然、「風邪やら菌やら」にやられやすくなります。

ぜんっぜん、治しているのではないですが、とりあえずのかきここわしを防ぐことができます。

気をつけてもらたいのは、病院で「かいて皮膚が壊れると余計に湿疹やかゆみがひどくなるから、とりあえず、ステロイドを使いましょう!」といかにも後々、治るような説明をする医者がいますが、結局、ステロイドを出し続けて、『とりあえず』をごまかしながら、延々と続けるだけです。

「いつになったら、根本治療するんだよっ!」って話。

で、それで誤魔化せなくなると、いかにも根本的に治すフリをして、漢方薬を出しますが、医者の出す漢方薬は、体質を見ない、つまり、原因を調べないでマニュアル本の『アトピー → 十味敗毒湯』を見て出しているだけなので、正直、漢方薬の効果なんてないのですよね。

それどころか、本来の原因(病的な体質)と合っていなければ、余計にひどくなることもあります。

病院の薬と漢方薬の効果的な使い方

病院の薬は、応急処置です。

応急処置には応急処置の使い方があります。

アトピーなら、昼間の搔き壊しは我慢できても、夜の搔き壊しは無意識にやってしまうかもしれません。

この場合は、夜限定でステロイドを使うのは応急処置としては、アリですよね。

でも、この応急処置をし続けても治りませんので、根本的な治療には漢方薬を使いましょう。

ただし、十味敗毒湯が、アトピーを根本的に治す効果があるわけではありません。

アトピーでも、原因は人それぞれ。

漢方で重要なのは、『自分の原因(証)が何なのか?』

その『証』を突き止めることがとにかく重要!

証を突き止めたら、その証にあった漢方薬が必要ですが、漢方薬以外に今度は、更にその病的な体質(証)になった原因を探していく必要があります。

【全身の症状】 → 【症状の原因】 → 【証の診断】(ここで漢方薬を選ぶ) → 【証の原因】(生活環境、ストレスなどの改善点を探す)

食べ物、ストレス、何かの習慣、もしかしたら、良かれと思って飲んでいるサプリメント。

アトピーなどの病気になった原因は、膀胱炎や風邪などのウィルスや菌でない限りは、生活の中にありますので、今の体質を参考に生活を1つずつチェックしていって、犯人を探しましょう。

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ブログの著者 国際中医師 松村直哉

ブログの著者 国際中医師 松村直哉

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