漢方薬相談ブログ

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お医者さんって病院の薬は症状を一時的に抑えるだけのものって知ってるのかな?

突然、ひどい蕁麻疹が発生し、近所の病院で抗ヒスタミン剤やを出してもらったけれど、なんとなくマシになるが、次の日には元どおりのじんましんが発生。

ということで大きな病院を紹介してもらい、そこで注射をしてもらい、抗ヒスタミン剤に加えてステロイドの飲み薬も出してもらう。

それでも飲んでしばらくはなんとなくマシだけど、また次の日には元どおりの湿疹。

今の薬で治ってないと医者に相談しても、「これ以上は薬や治療がない」とまた同じ薬。

またアトピーでは、一番ひどい人で10年間、ずっと『同じステロイド剤』出され続けている人もいました。

アトピー湿疹は、よくなるどころか、静かに確実にひどくなっていってました。

無月経の人も最初にピルなどが出されますが、ピルによって起こる出血はいわばピルという薬剤の影響による不正出血。

ピルを飲んでいる間は、ピルの影響による不正出血がありますが、ピルをやめた途端に月経はうんともすんとも起こらなかったりします。

こんな経験をした人は、うちではめずらしくありません。

こんな病院の治療の話を聞いていると医者って病院の薬は『対症療法の薬』で対症療法の意味やメカニズムを本当にをわかってるのかな?と不思議に思うことがあります。

なぜ不思議に思うのか?

それは対症療法は病気を治すことが目的ではないからです。

抗ヒスタミン剤やステロイド剤って治療になってる?

対症療法とは姑息療法ともよばれるもので、薬による治療は、ほぼこういった方法です。

簡単にいうと『症状を一定時間だけ抑えて誤魔化す』治療。

例えば、蕁麻疹によく出される抗ヒスタミン剤は、湿疹やかゆみの元になる炎症を抑える物質を抑えます。

この物質、炎症を起こす信号弾みたいなもので信号弾を打ち上げたら、その信号弾に向かって免疫が集まってきて炎症反応を起こします。

この時に痛みやかゆみ、湿疹などが発生します。

だから『信号弾である物質を抑えればかゆみが起こらない』という効果。

ん?よく考えたら、原因に対して治療していません。

抗ヒスタミン剤は、すでに放たれた信号弾を回収します。

ということは、『そもそもなぜ、炎症を起こす信号弾を放ったのか?』ここが原因ですよね。

ちなみにステロイド剤は、信号弾を発する装置自体を働かなくしますが、今度は2つの問題が発生します。

1つは同じ問題で『なぜ信号弾の装置が働きはじめたのか?』(炎症を起こそうとしたのか?)

2つ目は炎症というのは、体に有害なものから守ろうとするシステムなので、そのシステムをステロイド剤でダウンさせたら体を守ることはどうするのか?

蕁麻疹やアトピーで代表される抗ヒスタミン剤やステロイド剤は、確かに痒みや花粉症の鼻水、目のかゆみなどを止めてくれたりしますが、そもそも、『なぜ過剰に炎症反応が起こってしまうのか?』その原因は、完全にほったらかしなんですよ。

だから、一時的にどうしてもかゆみを止めたい時。

例えば、寝た後のかゆみが我慢できずに皮膚をボロボロになるまでかき壊してしまうなら、こういった薬を使うのもアリでしょう。

でも、これらの薬は『蕁麻疹やアトピーの原因には1mmも触れてない』ので飲み続けたって治る道理もエビデンスもありません。

ピルやホルモン剤って治療になってる?

同じように無月経やPMS、月経困難症のためにピルを飲んでいる人も同じ。

ピルは正常な月経をなくすことによって、ピルの影響による不正出血を起こしたり、正常な月経がないので、月経の痛みが和らいだり、月経前の不調が少なくなります。

でもね、忘れてはいけないのは、症状がなくなったのはピルによって正常な月経を失くしたから

ピルはやめてから3日もすれば、ピルによる不正出血が始まります。

つまり、前回の月経から25日目くらいにやめれば、28日目に出血は起こるわけです。

でもこれは月経血ではないですよね。

だって、ピルは排卵をなくして、まともな月経じゃなくしているのだから。

おすすめはできませんが、スポーツ選手などで月経を無理やり止める目的はある意味アリかと思いますが、PMSや月経困難症、無月経を治すのであれば、ピルをやめて自分自身の月経がこなけりゃ、果たして、それって治療ってよんでいいの?と思います。

病院の薬は効果が積み重なっていかない

病院の薬は人それぞれの体質のことは一切、考えません。

逆に誰にでも効くように作られています。

これも時々、医者の勘違いなのかと不思議に思うことがあるのですが、病院の薬は『飲み続けていくとだんだんとよくなっていく』ということはありません!

全部の薬がそうとは限らないですが、ほとんどの薬は飲んで20分〜40分もすれば効いてくるようになっています。

そしてこれも重要なことですが、何時間かすれば薬の効果が切れるようになっています

『飲んで20分でかゆみを無理やり抑えて、3時間したら効果が切れて元に戻る』

科学的なメカニズム的には、これの繰り返しです。

10年飲み続けようが『最初に効いた治療第1日目が延々と繰り返されるだけ』

これも対症療法の特徴です。

中には徐々に効いてくるものもありますが、どちらにしろ元の自分自身の体が変わっていくわけではないので、『薬が無理やり症状を抑える』ことと『薬の効果の時間が切れたら元に戻る』のは同じです。

つまり、病院の薬は科学的エビデンスとして、治療が進まないことが証明されているのです。

なぜ何ヶ月も通院させるのか?

以上の理由から医者が自分たちの使っている薬のことを本当にわかっているのか?と不思議に思います。

なぜなら、これらの理由を考えると『薬では症状を一時的に止める治療しかできないから』(外科手術は除く)

いわば応急処置みたいなものなので、本来はその後、どこかで根本治療をしないといけません。

ということで漢方薬が登場しますが、医者はこの漢方薬も対症療法として使っています。

医者は漢方薬を間違った方法で扱っている

医者は漢方薬を処方する際に人それぞれの体質を分析しないで、病名や症状を当てはめてマニュアルをみて選んでいるのですが、この選び方が扱いを間違っている証拠です。

漢方薬は症状を抑えるものではなく、その人のうまくいかなくなったシステムを整えるものです。

根本原因というよりも体のシステムをチューニングする感じ。

原因は原因で人それぞれ、生活の中にあったりします。(遺伝病でない限り)

発生した原因は過去にさかのぼって患者さんの生活などをお聞きしながら考えないといけませんが、とりあえず体に対する治療は、症状を止めることではなく症状が発生することになったシステムの不調を分析することです。

ですので、めまいに苓桂朮甘湯なんて意味不明なマニュアル的な考えです。

めまいの発生原因が「血の巡りの不調なのか?」「 熱のこもりなのか?」「 はたまた水の巡りの不調なのか?」人それぞれの不調を見つけ出して、その不調を良い方向へ調整できる漢方薬を選びます。

めまいだって、血や水や熱、冷え、気(自律神経)、肝臓、腎臓などなど人それぞれ不調原因が違うのに、全部まるっと「めまい=苓桂朮甘湯」っておかしいでしょ?

荒すぎるというか、分析がいい加減すぎますよね。

ということでなぜか、漢方薬も対症療法として無理やり使おうとして、効かない漢方薬を配り続けています。

損しない病院の使い方

本来、病院の治療目的は急性病の対処や手術、そして一部の菌やウィルスの治療です。

(コロナでお分かりのようにどんなウィルスでも治療できるわけでもなく、あくまで一部のウィルスや菌です)

病院に通い続けて薬を飲み続けたって、根本的に治ることは科学的にあり得ません。

とはいえ、エビデンスはわかってないですが、対症療法の薬で根本的に治ることもありますので(多分ごく初期)、初期は病院の治療をチャレンジするのはアリだと思います。

問題は、2週間、1ヶ月と経って薬が切れると症状が再発するようなら、それは病院の薬を飲み続けたところで、通い続けたところで治りません。

かといって、漢方薬を出す際も体質を分析しないので、病院の漢方薬も意味がないです。

ということで最初の2週間か1ヶ月(病態による)で薬を一旦、やめてみて症状が出るようなら、薬しか出さない医者以外の治療を受ける必要があるのではないかと思います。

漢方薬で根本的に治療したいのであれば、うちのように例え頭痛1つでも全身の状態を調べ、過去にさかのぼって生活の中から原因を探ろうとするところで相談したほうがいいと思います。

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【引用先及び参考図書・Webサイト】
◯ 漢方概論:創元社
◯ 漢方方意ノート:創元社
◯ 漢方臨床ノート(論考編):創元社
◯ 金匱要略ハンドブック:医道の日本社
◯ 傷寒論ハンドブック:医道の日本社
◯ 素問:たにぐち書店
◯ 漢方治療の方証吟味:創元社
◯ 中医診断学ノート:東洋学術出版社
◯ 図説東洋医学:学研
◯ 中国医学の秘密:講談社
◯ 陰陽五行説:薬業時報社
◯ まんが漢方入門:医道の日本社

ブログの著者 国際中医師 松村直哉

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